境内社諏訪社例祭を斎行致しました
令和6年7月26日
祭典の結びに記念写真を撮影しました
令和6年7月26日午前10時より、境内社の諏訪社にて例祭が斎行されました。
当宮の諏訪社は、江戸時代寛永期に信濃国一之宮諏訪大社より分祠されたものと伝っております。御祭神は建御名方神で水の守護神や生命の根源を司る神として知られています。また、剛力をもって知られた武神として、武田信玄をはじめとする甲信地方の戦国大名に篤く崇敬されていました。
また、令和元年より約2年かけて行った奉祝天皇陛下御即位記念境内整備事業において、御社殿の造替が行われ、春日造の瑞気麗しい御社殿に変貌を遂げました。
当宮の諏訪社例祭の御縁日である7月26日は、長野県に鎮座する諏訪大社の御射山祭の斎行日の旧暦にあたります。
御射山祭は、諏訪上下大社の大祭として古来より伝わる狩猟神事だそうで、上社と下社が御射山と定めた場所で、幣という薄の穂を供え、青萱で葺いた穂屋を建てて斎行されます。そこで神職や氏子が3日間参籠し、五穀豊穣や天下泰平を祈る神事でございます。
御射山祭は別名「原山様の祭り」とも呼ばれ、「腹を病まない」ご利益があるとされ、人生最初の厄年になる子どもが、「食中毒や寝冷えなどで腹を病まぬように、そして知らぬ間に身についた罪や穢れを鰻や泥鰌に託して川に流す」という風習があり、2歳児の健康祈願の祭礼となっています。子供達はススキの穂のお守りをいただき、「御輿くぐり」をして無病息災を祈るそうです。
前日の天候とは打って変わって晴天でした | 例祭は海川山野の様々な神饌がお供えされます |
宮司 祝詞奏上 | 参列者 玉串拝礼 |
この度の例祭は、責任役員・総代・氏子崇敬者の計7名の方の参列があり、玉串拝礼をして頂きました。
参列の方には撤下品として、御幣と御朱印をお渡しました。この御幣は水の守護神として名高い建御名方神に合わせ、水色を採択しております。
当宮には、国宝の御社殿以外にも様々な境内社がございます。ご参拝の折には、境内社にも参拝頂き、多くの神様とのご縁を結ばれて行かれてはいかがでしょうか。
祭儀課 浅香
第一回祭典委員会を開催しました
令和6年7月20日
気温30度越えの真夏日の中での開催となりました | 川上祭典委員長の挨拶の様子 |
令和6年7月20日午後5時30分より、社務所大広間にて大崎八幡宮世話人会並びに例大祭第一回祭典委員会が行われました。
大崎八幡宮の最も大切な例大祭に関係する、責任役員・総代・世話人の方々と関係諸団体の担当の皆様方と職員での打合せが祭典委員会でございます。今回が令和6年度例大祭の記念すべき第一回の祭典委員会の開催となり、多くの方にお集まりいただきました。
また、宮城県や仙台市の神社功労者表彰を受賞した方々の表彰状の伝達、新任の世話人の委嘱状伝達も行いました。地域一丸となって大崎八幡宮の例大祭を盛り立てて下さっている功績の大きさとそれを見守る世話人の皆様の温かい雰囲気が感じられました。
仙台市功労表彰を受賞した佐藤世話人の表彰状伝達 | 宮城県功労表彰を受賞した庄司・佐藤両総代の表彰状伝達 |
一区山上清水の佐藤世話人の委嘱状伝達 | 八幡三区の兵藤世話人の委嘱状伝達 |
本年の例大祭は、昨年に引き続き神幸祭や流鏑馬神事が斎行されます。また、本年は14日・15日の2日間で全行事を執り行う予定でございます。以下、例大祭日程でございます。
9月1日(日) | 午後4時 | 例大祭鳥居祭 |
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4日(水) | 午前11時 | 鈴の緒奉納式 |
8日(日) | 終日 | どんとロード八幡雀踊り |
14日(土) | 午前10時~正午 |
ちびっこまつり |
午後3時 | 献饌式 | |
午後6時30分 | 能神楽奉奏 | |
15日(日) | 午前9時 |
例祭 |
午前11時 | 神幸祭 出御祭 | |
午後2時 |
出御祭 還御祭 |
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午後3時30分 |
流鏑馬神事 |
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午後5時 | 神賑演芸大会 | |
午後6時 | 福物抽選会 |
最新情報等々は、随時ホームページにてのご案内を予定しております。9月の例大祭に向けて、地域の皆様方のご協力を賜りつつ、職員一同最善を尽くしてまいる所存でございます。
祭儀課 浅香
兼務社愛宕神社例祭を斎行致しました
令和6年7月20日
去る7月20日午前11時より、八幡1丁目(旧十二軒丁)に鎮座する愛宕神社の例祭を斎行致しました。
愛宕神社の詳しい創建は不明ですが、少なくとも江戸時代中期には弥勒院の境内社として記録されていたようです。また、宝永4年(1707年)と翌年の宝永5年に起きた「仙台宝永の大火」と呼ばれる火事に深く関わりがあると十二軒丁氏子会に伝わっています。この大火は宝永4年に支倉通(現在の支倉町)より出火し周辺へ延焼、その翌年には石切町(現在の八幡二丁目)より出火し、仙台城下のほとんどが焼失した仙台で最大の火事と伝えられています。
この大災害を受けて十二軒丁をはじめとした周辺の氏子は火産霊神(ほむすびのかみ)(火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ))という火伏の神様を祀る愛宕神社を大切にして二度と火事を起こさないと誓い、神社を再整備しました。
宮司 祝詞奏上 | |
昨年に引き続き、祭典終了後には子供神輿の渡御が行われました。暑い中ではありましたが、子供会の児童の皆さんは元気に神輿を担いだり神輿が通る道を塩で清めたりしていました。今後も地域の方々との繋がりを大切にし、お宮の護持に努めてまいります。
祭儀課 佐藤
7月の本殿挙式
令和6年7月20日
7月20日升川・米永御両家
当宮では9月の例祭期間、12月から2月中旬までの繁忙期を除き、国宝に指定された御社殿での神前挙式を受けつけております。ご予約は半年前から受け付けておりますので、ご興味のある方は電話やメールにてお問い合わせください。
7月に当宮にて挙式を斎行された升川・米永御両家の皆様には八幡様のご加護のもと、お二人の末永いお幸せと、御両家の皆様方の益々のご多幸とご健勝を心よりご祈念申し上げます。 誠におめでとうございました。
祭儀課 浅香
兵庫県神社庁教誨師会の皆様の正式参拝がございました
令和6年7月18日
生憎の雨模様の為、長床通路にて記念写真を撮影しました
令和6年7月18日午前10時30分から、兵庫県神社庁教誨師会6名の方の正式参拝がありました。
教誨とは、全国の刑務所、拘置所、少年院等の矯正施設において、死刑確定者、受刑者、非行少年等の被収容者からの願い出に対し、各教宗派の教義に基づき、徳性を涵養し、人間性の回復を図る働きかけを行うことだそうです。これらの活動を民間ボランティアとして無償で行っている宗教家が教誨師となります。
我が国における教誨の歴史は、遠く平安時代に遡ることができます。刑に服している者に対して、宗教的立場から教化に尽力した高僧たちの事績を種々の伝記類が多く残されています。
約8万社あるとされる全国の神社のうち、7万9千社以上が加盟している神社本庁では、所属教誨師による団体は組織しておらず、神社本庁統理の委嘱により各都道府県の神社庁にて神社本庁教誨師が駐在し、教誨活動に勤しんでいるとのことでした。また、斯界では教誨師の更なる充実と後継者養成を目的に、平成19年より「教誨師補助員」の制度を設け、人材確保を進めているそうです。
今回は、兵庫県神社庁教誨師会に所属する教誨師の方6名が研修旅行として来仙し、県内各所を回られ、当宮にご参拝下さいました。
修祓 | 玉串拝礼 |
当宮宮司による社殿内の説明の様子 |
神職として日々神明奉仕に励みつつ、教誨師としての活動もされている方々との交流は、当宮職員にとりましても、新たな視点の発見に繋がりました。
国宝の御社殿で参拝しつつ、貴重な文化財を鑑賞できる正式参拝は随時行っております。ご希望の場合は当宮までメールかお電話にてお問い合わせいただければと思います。
祭儀課 浅香
仙台北ロータリークラブ クラブ発展祈願祭
令和6年7月3日
去る7月3日午前10時、仙台北ロータリークラブの菊地茂樹会長以下6名の皆様がご参列のもと、クラブの発展祈願祭を斎行しました。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、ロータリークラブは世界中に会員がおり、各地域において社会奉仕を目的に活動されていらっしゃいます。
当宮宮司も本日お越しになられた仙台北ロータリークラブの会員として長年活動させて頂いており、そのご縁でご参拝頂く運びとなりました。今では毎年恒例の祈願祭となっております。
修祓の儀にてお清めを受ける会員の皆さん | 祝詞奏上の様子 |
玉串拝礼される菊地会長 | 社殿前にて記念撮影 |
祈願終了後に社殿前にて記念撮影を行いました。
今後とも仙台北ロータリークラブの益々のご活躍をお祈り致します。
管理課 神保
令和6年厄除祈願大祭並びに祈願串焼納祭を斎行致しました
令和6年7月1日
去る令和6年7月1日午後3時より、社殿前にて「厄除祈願大祭並びに祈願串焼納祭」を斎行致しました。
当宮では厄除け、災難除けの他、あらゆる災いを祓い、福を招く「攘災招福」そして皆様方の家内安全・無病息災・身体堅固、ひいては国家安寧と世界平和を祈念するために令和元年より「厄除祈願大祭」を斎行しております。
宮司 玉串拝礼 | 炉と祈願串の清祓 |
また、事前に御社頭や郵送で皆様方より祈願を込めて書かれました祈願串を炉にくべて忌火という清浄な火によって焼納し、令和6年の残された月日を皆様方が八幡大神様の御加護によって清々しく過ごすことができますようにと祈念を込めて「祈願串焼納祭」を併せて斎行しております。
点火の儀 | 祈願串を炉にて焼納しました |
祈願串焼納の間は神職、参列者の方々と大祓詞を奏上します | 参列者の方々の祈願串焼納 |
焼納祭では御参列の方に祈願串を手ずから御焼納していただきました。その後、参列者の方には神酒拝戴並びに御神札・御守の授与を行い、郵送でのお申込みの方には御神札・御守を郵送させていただきました。
当宮では常時御社殿前に祈願串記入台と炉を設け、祈願串の奉納を承っておりますので皆様の心願成就の選択肢の1つとなりますと幸いです。
祭儀課 佐藤