茅の輪を作成・設置しました
令和6年5月30日
大祓式という神事をご存じでしょうか?古来より現在に伝わる、日々の生活のなかで知らず知らずのうちに触れてしまった罪や穢れを祓う神事でお宮の都合により数日前後されることもあろうかと思いますが、通常、日本全国の神社で6月30日と12月31日の年2回斎行されております。
また、6月に行う大祓式では社殿の前に茅の輪と呼ばれる、茅や葦 を用いて作った輪を設置し、お参りする前にこの輪をくぐり抜けて身を清めるという神事がございます。当宮では、より多くの皆様に茅の輪でのお清めを行って頂くために6月1日から7月中旬まで設置して皆様のご参拝をお待ちしております。
令和5年度 水無月大祓の様子 | 茅の輪くぐりの様子 |
この茅の輪ですが、全国のお宮それぞれが手作りで作っていることが多く、当宮でも茅を河原に刈りに行き、神職と神社職員の手によって作成、設置しております。
今年は5月26日に神職・職員4名で石巻市内の北上川河口へ茅刈りに向かい、午前中2時間半ほど作業を行いました。
刈った茅は使いやすいように手首ほどの太さで束ねてトラックに積み込みます。
当日は晴天に恵まれ、作業は順調に進みました。
5月30日に境内の広場にて茅の輪を作成し表参道に設置しました。
まず茅の輪の作成ですが、茅の束を芯の周りに均等に巻き付けシュロ縄で固定しています。
茅の輪を設置する木枠を組み立て、その後、参道に据え付けます。
据え付けた木枠に茅の輪を固定し、しめ縄や看板、茅の輪のくぐり方のご案内を取り付けました。
無事に今年も立派な茅の輪を準備することができ、水無月大祓式当日を待つのみです。
当宮では広く皆様の大祓式へのご参列をお待ちしております。参列希望の方はご気軽に当宮へお問い合わせ下さい。
管理課 神保
令和6年度仙台市神社総代会総会が開催されました
令和6年5月29日
去る5月29日、仙台東照宮参集殿にて仙台市神社総代会総会が開催され、当宮より宮司、責任役員3名が出席致しました。
今回の総代会において令和6年度神社功労表彰が行われ仙台支部の神社関係者48名の方々がそれぞれの役職に就任し10年以上神社の護持運営に携わってきたとして表彰され、当宮においても鈴木賢責任役員と佐藤穆八幡二区世話人が表彰されました。
日頃より役員総代・世話人の皆様や祭典を始め神社運営にご尽力頂いた方々へあらためて感謝申し上げますとともに、益々のご活躍を祈念いたします。
高崎支部長より表彰状が授与されました | 聖壽萬歳 |
御社殿にて正式参拝後記念撮影が行われました |
当宮の川上役員による乾杯の音頭にて直会が始まりました
巫女のための神宮研修会に参加してきました
令和6年5月29日
5月28日、29日に伊勢神宮で巫女のための神宮研修会がありました。
全国各地の巫女さんたちが神宮に集い2日間に分けて研修を行いました。研修内容は、1日目に内宮参拝、御神楽見学、別宮参拝、講義、内宮夜間参拝、2日目に外宮御垣内参拝、別宮参拝、倭姫宮参拝、グループディスカッションを行いました。
1日目は暴風雨という天気のなか傘をさし内宮を参拝しました。参拝後神楽殿の中へ入らせていただき、2日間の研修会が無事終わりますようにと祝詞を奏上して頂きました。御神楽奉納の際に、倭舞と人長舞を見ることができました。舞女さんの所作を近くで見ることができました。倭舞は、四人舞で腕の高さや全体のタイミングがきちんと合っていて素晴らしい舞でした。
内宮夜間参拝の時は、少ない灯りを頼りに雨音と足音が響く中昼間より落ち着いた気持ちで参拝することができました。
宇治橋前にて | 改服して内宮へ参進 |
神楽殿前にて集合写真 |
二日目は、清々しい晴れとなり研修のカリキュラムを予定通り行うことができました。
外宮へ参進 | 外宮御垣内参拝 |
別宮参拝 | 授与所見学 |
外宮前にて集合写真
外宮参拝後、グループに分かれてせんぐう館の拝観、バスで移動し倭姫宮の参拝を行いました。
倭姫宮鳥居前 | 倭姫宮参拝 |
グループディスカッションでは、「巫女としての自覚~本宗奉賛の誠を覚る~」をテーマに話し合いました。意見交換の場では、自身のお宮で行っていることや、どうすれば沢山の参拝者に見てもらえるかなど、似たような意見から思いつかなかった意見がたくさん出てとても勉強になりました。
以下、参加した当宮の仕女2名の感想です。
今回、研修というかたちで伊勢神宮に行き学び、めったに交流のできない他の神社の巫女さんとも話すことができ貴重な経験になりました。この研修で自分の未熟さを痛感し、参拝者の方にまた来たいと思ってもらえるように知識を広げていく所存です。
川村
今回初めて、伊勢神宮に行き普段学ぶことのできないことを学ぶことができました。講義内容の神宮大麻がどのように奉製されているか、また舞姫さんに普段の社務についてなどのお話を直接聴くことができとても貴重な経験になりました。また、ほかの神社の巫女さんと話す機会はめったにないので参考にできることや、共感できる話をすることができてよかったです。
今後このような巫女の為の研修会や勉強会などあれば交流を深められ、知識をより広げることができると思いました。とても貴重な事を体験させていただきありがとうございました。
後藤
祭儀課 川村・後藤
令和5年度功績表彰に出席しました
令和6年5月22日
去る5月22日、明治記念館(東京都)を会場に「令和5年度功績表彰式」が行われ、当宮宮司が表彰規定「第二号第一号」の誉を授けられました。
功績表彰 「第二条第一号」は長年にわたり神明に奉仕し、神社の護持運営に努め斯界の発展教化に多大な貢献を勤められた功績を称えられ、神社本庁表彰委員会の慎重なる審査の結果受賞されます。
本年は当宮宮司をはじめ全国より19名の方が「第二条第一号」の誉を授かり、その他該当条項の受賞神職・神社関係者257名と共に表彰を拝受いたしました。
神社の護持運営には地域の皆様のご理解とご協力を欠かすことができず、その功績を称え表彰を頂けることは神社職員のみならず、神社役員・総代の励みにもなります。
今後も地域の皆様と一丸となり神社の護持に勤め、斯界の発展に寄与してまいりたいと存じます。
表彰式に先立ち受賞者全員で記念撮影 | |
表彰規定「第二条第三号」表彰並びに「鳩杖」贈呈 賀茂別雷神社(京都府)前宮司 田中安比呂殿 |
表彰規定「第二条第一号」 受賞者 大崎八幡宮宮司以下19名表彰 |
表彰式結びの「聖寿萬歳」 | 宮城県受賞者・出席者にて記念撮影 |
宮城県出席者にて直会 |
5月の本殿挙式
令和6年5月18日
5月5日大友・高野御両家 | 5月11日平塚・山中御両家 |
5月11日鍋田・齊藤御両家 |
当宮では9月の例祭期間、12月から2月中旬までの繁忙期を除き、国宝に指定された御社殿での神前挙式を受けつけております。ご予約は半年前から受け付けておりますので、ご興味のある方は電話やメールにてお問い合わせください。
5月に当宮にて挙式を斎行された5組の新郎新婦様には八幡様のご加護のもと、お二人の末永いお幸せと、御両家の皆様方の益々のご多幸とご健勝を心よりご祈念申し上げます。 誠におめでとうございました。
祭儀課 浅香
※5月は5組の本殿挙式を斎行、許可を頂きました3組の新郎新婦様を掲載させて頂きました。
伊達武将隊出陣式を斎行致しました
令和6年5月11日
去る5月11日に伊達武将隊出陣式を斎行致しました。
雲一つない空の下、一之鳥居から御社殿前へ進んで行きました。 | |
三之鳥居を過ぎた辺りから沢山の参拝者の方々に囲まれていました。 | |
社殿前に着き、お清めのお祓いの後玉串拝礼を行いました。 | 拝礼終了後お守りを授与致しました。 |
絵馬とともに御社殿前で記念撮影。 | るーぷるバス特典の新しくなった絵葉書も一緒に。 |
今年も様々な活躍にご多幸ありますことをお祈り申し上げます。
祭儀課 後藤
月首祭が斎行されました
令和6年5月1日
去る5月1日、穏やかな春の陽気のもと皐月月首祭が斎行されました。皐月の名前の由来はかつて当月が『早苗(さなえ)を植える月』であり、それが略されて「早苗(さなえ)月(づき)」と呼ばれたことが始まりとされております。
月首(次)祭は、月ごとの決まった日に行われるお祭りで、神恩感謝と皇室の弥栄、国家の隆昌、氏子崇敬者の益々の繁栄を祈るお祭りで、小祭にあたります。当宮では、毎月1日の月首祭と八幡様の御縁日である15日に月次祭を斎行しております。
神事の中では舞人2名による「萬代の舞」の奉仕があり、舞人の頭につける「天冠」や手に持つ「執物」には季節の花が用いられております。今回は境内に自生しているツツジを天冠に、また執物にはツツジとヒメシャガを用いました。
当日朝に収穫された花々からは、心地よい香りが漂っておりました。 | |
境内では色とりどりのツツジが花を咲かせております。何種類の色があるか探してみてください。 |
また、4月1日に入社した佐藤出仕は今回の月首祭で初奉仕でありました。神事を終え、社務所前にて記念撮影を行いました。以下、佐藤出仕の初奉仕の感想です。
佐藤出仕
学生時代にご縁があり、学内外の祭典に祭員として奉仕した経験があったため、適度な緊張感をもってご奉仕できるだろうと思っていましたが、奉職して初めての祭典奉仕は緊張で自身のことで精一杯になってしまったという後悔と同時に神職を志す学生から神職という立場に変わったことを改めて実感し、一層身が引き締まるのを感じました。この度の奉仕の反省点を次回の奉仕に繋げるとともに初心を忘れず、日々研鑽に励んで参ります。
祭典終了後宮司以下奉仕した職員と佐藤出仕とで記念撮影
祭儀課 浪打