昭和祭が斎行されました
令和6年4月29日
祭典の結びに遥拝所にて武蔵野陵を遥拝しました
去る年4月29日午前10時より、ご社殿にて昭和祭を斎行致しました。
昭和祭は昭和天皇の御誕生日で、在位中は「天長祭」という祭典が斎行されていました。
昭和天皇が昭和64年1月に崩御された後は、先の大戦で被災した国土を緑豊かな土地に甦らせようと全国各地で植樹活動を遂行されたことから「緑の日」という祝日に制定されました。
平成19年に「昭和の日」と改称・制定されたことを期に、全国の神社において祭典が齋行されるようになりました。
日本近代史の中でも、大きな戦争の痛手から見事に復興し立ち直って高度成長を成し遂げた、激動の64年にわたる昭和の御代、そしてその後の平成、令和へと続く御代の私たちに引き継がれたその精神を涵養発展させ、皇室の隆昌と国家の安寧とを祈る祭典でございます。
宮司 祝詞奏上 | 連休中ということもあり、沢山の方が見学されていました |
各種祭典はどなたでもご参列頂けます。祭典斎行15分前までにご社殿右側の祭儀棟にございます受付にお申し込み下さい。皆様のご参列を心よりお待ち致しております。
祭儀課 浅香
刈田嶺神社雪かき奉仕に行って参りました
令和6年4月22日
去る4月22日、蔵王刈田岳の山頂にある刈田嶺神社奥宮の雪かき奉仕に行って参りました。
刈田嶺神社は遠刈田温泉と蔵王刈田岳山頂に御社殿があり、前者は「里宮」、後者は「奥宮」と呼ばれております。
奥宮へ行く前に里宮を参拝しました | 刈田嶺神社奥宮 |
冬期間閉鎖されている蔵王連峰を東西に横断し、宮城県と山形県をつなぐ「蔵王エコーライン」の開通に合わせ、参拝の支障をきたさないために毎年この時期に実施しております。
例年に比べ、雪は少ないということでしたが雪が氷に変わっている場所もあり、鶴嘴で砕きながら作業を進めました。また、昨年は強風によって前が見えない状態かつ極寒のなかでの作業の様でしたが、今年は天候に恵まれ、作業がしやすい環境でした。
昨年の雪かきの様子 | 今年は天候に恵まれました |
山頂から御釜も綺麗に見えました | 雪かき開始 |
御扉の前の雪を取り除きます | 雪で覆われていた階段も姿を見せました |
蔵王エコーラインは4月26日に開通しておりますので、皆様も刈田嶺神社の参拝をはじめ、蔵王の自然を見に行かれてはいかがでしょうか。
祭儀課 佐藤
文化財漆の杜・青森ヒバ材入札の視察に行ってまいりました。
令和6年4月22日・23日
先般、4月22日・23日の2日間、「文化財漆の杜」並びに「青森ヒバ材入札」の視察に宮司以下職員3名また、当宮出入りの宮大工と共に行ってまいりました。
文化財漆の杜は令和御大典記念事業の一環として令和元年11月に岩手県奥州市衣川区有浦の地にて植林作業を行ってより毎年育林活動を行っております。
当宮の御社殿にも漆が使われており、また平成27年文化庁の通達により文化財建造物(重要文化財以上)の維持管理には国産漆を使用する事が義務付けられましたが、現段階での生産量では、当宮の維持工事を賄える量の確保が非常に困難な状況にあります。そのため、今後の継続的な原材料の安定調達を視野に自社生産を目的として事業が行われました。
今回の視察では苗木の生育状況はもとより、獣害(シカ・イノシシ等)の影響の確認を行いましたが、想定より苗木が育っておらず今後も下草刈り等の整備を継続的に行わなければいけないことを再認識いたしました。
植林地全容(獣害対策のネット) | 下草刈りが必要な現状 |
イノシシに掘り起された地面 | 1番大きなもので2m位の生育です |
青森県木材協同組合にて視察 | 木材選定の様子 |
青森県森林整備事業協同組合での視察 | 木材が整然と並んでいる様子は圧巻です |
続いて青森県木材協同組合・青森県森林整備事業協同組合において青森ヒバ材入札が行われるため出品素材の視察に向かいました。
青森ヒバは当宮の鳥居、境内各所の建造物に使用される木材です。良質な材料の確保のため現地に向かい入念な視察をおこないました。
文化財の修復には材料の確保が必要不可欠であり、今後はさらに入手に困難をきたす事が予想されます。今回の視察で文化財を後世に繋ぐためには様々な事が必要になってくることを再確認できる良い機会となりました。
今後も職員一同より一層、文化財保護に努めて参る所存です。
4月の本殿挙式
令和6年4月20日
4月6日大沼・赤坂御両家 | 4月13日宮西・米田御両家 |
4月20日佐々木・菅原御両家 |
当宮では9月の例祭期間、12月から2月中旬までの繁忙期を除き、国宝に指定された御社殿での神前挙式を受けつけております。ご予約は半年前から受け付けておりますので、ご興味のある方は電話やメールにてお問い合わせください。
4月に当宮にて挙式を斎行された3組の新郎新婦様には八幡様のご加護のもと、お二人の末永いお幸せと、御両家の皆様方の益々のご多幸とご健勝を心よりご祈念申し上げます。 誠におめでとうございました。
祭儀課 浅香
境内社北辰社例祭を斎行致しました
令和6年4月15日
祭典の結びに記念撮影を行いました
令和6年4月15日午前11時より境内社北辰社例祭が斎行されました。
北辰社に祀られる神様は「天御中主神」と呼ばれる神様であり、『古事記』において高皇産霊神、神皇産霊神と共に造化三神と呼ばれ、天地を創生し、大自然を司る神をして崇められています。
また、厄災を取り除く妙見菩薩の化現としても崇拝されております。そして「北辰」は北極星を意味しているといわれています。
当宮境内社の北辰社の社殿は、奉祝天皇陛下御即位記念境内整備事業の一環として、神明造で新たに造営されました。
令和3年4月15日に遷座祭(旧社殿から新社殿へと御霊を遷す祭典)を斎行した所以から、4月15日を北辰社の例祭日と定め、令和4年より例祭を斎行致しております。
今回の祭典は、責任役員・総代・一般崇敬者の計8名の参列があり、季節外れの暑さの中、祓所にて修祓を受け、玉串拝礼をして頂きました。
大麻と塩湯にてお祓いをします | 1年に1度の例祭の時だけ御扉が開かれます |
5台の神饌をお供えしました | 宮司 祝詞奏上 |
御神楽奉奏「浦安の舞」 | 参列者の玉串拝礼 |
参列の方には撤下品として、御幣と御朱印をお渡しました。この御幣は御祭神の天御中主神に合わせ、自然を連想させる色である緑色を採択しております。
尚、北辰社の前には昨年の馬場整備事業にて建立した鳥居がそびえたっております。真新しい鳥居の色の白さが木々にとてもよく映えているのが印象的です。当宮をご参拝の際は各末社にも是非お参りいただき、馬場整備事業で整備致しました鳥居や馬場石積、竹矢来垣をご覧ください。
祭儀課 浅香
地区世話人会が開催されました
令和6年4月12日
世話人会の締めは直会です。この直会の語らいが大変重要なものとなっております。
令和6年4月12日午後5時30分より、社務所大広間にて地区世話人会が開催されました。
地区世話人会は、大崎八幡宮責任役員・総代・世話人の皆さまにお集まりいただき、前回の地区世話人会から現在までの行事・祭典報告や、今後の神社の予定等について話し合われる重要な場でございます。
今回は、正月から4月までの祭典行事報告と9月に予定されている例大祭の日程について報告されました。例大祭の日程は、この場で開示されたのち、各地区に伝播され、地区の皆様の御協力を仰ぐ形となります。
また、今年度から新たに世話人に就任した方に委嘱状の伝達を行いました。
当宮宮司より委嘱状が手渡されました | 国見五丁目の熊谷世話人からの挨拶 |
そして4月1日付けで入社した新入職員の紹介、昇進した職員の挨拶がありました。
佐藤出仕は仙台の出身で、伊勢の皇學館大学を卒業されました。 | 神保権禰宜はこの四月から管理課と祭儀課の二足の草鞋でのご奉仕となりました。 |
大崎八幡宮の夏の時期は、水無月大祓式・厄除祈願大祭・御鎮座記念祭の祭典が責任役員・総代・地区世話人の方々のご協力の下斎行されます。その後は9月の例大祭に向けての準備が本格的に始まりますので、地域の皆様と協力しつつ、進めて参りたいと存じます。
祭儀課 浅香
4月1日 月首祭を斎行いたしました。
令和6年4月1日
境内各所で膨らむ桜の蕾に季節の移ろいを感じる4月1日、月首祭を斎行いたしました。月ごとに斎行されておりますこの神事は日々の大神様のお恵みに感謝し、皇室の益々の繁栄と氏子地区をはじめ世界の平和を祈る神事です。
この度の祭典では今年度の新入職員も参列しました。新たに当宮の鳩子となる佐藤京香さんは遠く伊勢の地、皇學館大学にて学びを修め、神職として奉仕となります。
祭典終了後、宮司より「大崎八幡宮 出仕」を命じる辞令が伝達されました。
佐藤出仕
本年度より出仕としてご奉仕させていただきます、佐藤と申します。日々のご奉仕から学び、成長していきたいと存じます。至らない点も多くあるかとは思いますが、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
社殿前にて辞令を掲げる佐藤出仕
祭儀課 浪打