男女の厄年

一歳、四歳、十歳、十三歳、十六歳、十九歳、二十二歳、二十五歳、二十八歳、三十三歳、三十七歳、四十歳、四十二歳、四十六歳、四十九歳、五十二歳、五十五歳、五十八歳、六十一歳を厄年とする。
中でも男二十五歳、四十二歳、六十一歳、女子十九歳、三十三歳、三十七歳を大厄として忌む。(数え年)

婚礼の吉日

十二直の成、平、建、定は大吉日、除、破は避ける。また正月七月は子、亥、二月八月は丑、寅、巳、未、三月九月は子、卯、辰、戌、四月十月は巳、午、未、五月十一月は子、未、申、戌、六月十二月は巳、未、酉、戌を大吉日とする。

結納の吉日

十二直の成、収を吉日とし、破、除、危を避ける。

妊娠腹帯の吉日

十二直の成、満、建の日、十二支の戌の日、亥の日を吉日とする。また、甲子、乙丑、丙午、庚子、辛酉も吉日。

胞衣を納める方位

胞衣を納めるにはその年の歳破、暗劔殺、五黄殺、本命的殺を避け、生児の本命の相性の吉方、またはあきの方へ納めるをよしとする。

胎児の男女を知る法

母親の歳が二、四、六、八、十の年に宿り、翌年五月節供以前の産み月ならば男子、後ならば女子、母親の歳が一、三、五、七、九の年に宿り、翌年三月節供前の産み月ならば女子、後ならば男子。

家造、柱立の吉日

甲子、甲寅、甲辰、乙未、乙酉、戊申、庚子、庚午、庚戌、辛卯、壬子、壬丑、壬寅、癸丑、癸卯の日を吉とする。ただし、この日が三りんぼうの日に当るときは大凶として避ける。

上棟の吉日

甲子、甲辰、甲午、乙卯、乙酉、乙亥、庚子、庚辰、庚午、庚戌、辛丑、辛亥、壬申、癸巳、癸酉、癸亥を大吉とする。また、正月は子、二月は丑、三月は寅と十二支を順に数えて、その日を上棟の大吉日とする。

神棚の位置と向きの吉方

位置は西北、東南、西を吉とし、東北、西南を忌む。向きは南向が最もよく、東、東南、西北、西向が吉。

仏壇の位置と向きの吉方

位置は西北、東南、東、西、北を吉とし、神棚と同じく東北、西南を避ける。向きは南向きが最もよく、東南、東、西向が吉

かまど、台所の位置と向き

かまどの位置は東、東南、西北、西を吉とし、向きは東南向を最もよしとし、東向、南向きも吉。台所は東南を大吉とし、東北、西北、西南を避ける。

井戸の位置と井戸掘、浚いの吉日

井戸の位置は家の中心からみて、甲、乙、丙、丁、庚、辛、壬、癸、巳、亥の方位が吉。井戸掘は甲子、甲申、丁酉、戊寅、己酉、辛未、壬辰の日を吉とする。また十二直の満、定、除も吉。井戸浚いは春は甲と乙、夏は丙と丁、秋は庚と辛、冬は壬と癸を吉とする。ただし、四季の土用の期間と夏至には忌む。また、秋三ヶ月は土公は井戸に滞在しているため、これを避ける風習がある。

養蚕掃立の吉日

戊辰、己巳、丙午、丁巳、乙卯、甲寅の日、また十二直の収、満の日を吉とする。

養蚕掃立の凶日

庚申、庚戌の日を凶とする。

地震で天気を知る歌

九は病、五七は雨に、四つ日でり、六つ八つ風は、いつもさやぎつ。