宮内庁楽部『天皇陛下御即位30年記念春季雅楽特別演奏会』を拝聴してまいりました

平成31年3月16日~18日

平成31年3月16日、17日、18日と行われました、宮内庁楽部による「天皇陛下御即位30年記念春季雅楽特別演奏会」の3日間のうち、17日午後の部に当宮より職員3名が参加する機会を頂き、およそ二時間にわたって優雅な雅楽を拝聴するひとときを堪能させていただきました。

皇居大手門より皇居敷地内に入ると、それだけですでに厳かな雰囲気がありました。

雅楽演奏会場所は、普段宮内庁楽部の方々が練習してらっしゃる皇居内雅楽堂です。

混みあわないよう宮内庁職員により厳重に人数制限されて入場いたしました。

演奏中は写真撮影禁止なので写真はこれまでです。 演奏会プログラム

演目は管弦かんげん(音楽の曲のみの演奏)として、平調音取ひょうじょうねとり催馬楽さいばら伊勢海いせのうみ五常楽急ごしょうらくのきゅう鶏徳けいとく舞楽ぶがく(演奏に舞がつきます)として左方さほう萬歳楽まんざいらく右方うほう 延喜楽えんぎらくという対の舞が奉奏されました。

この度の演奏会の名称にもあるように、天皇陛下の御即位30年を記念しているため、すべて祝賀の意味を込められた慶賀、祝福の演目となっていました。

雅楽演奏会場 1階より 雅楽演奏会場 2階より
パンフレットより掲載

宮内庁楽部の雅楽演奏は、大変に素晴らしく、雅楽がおよそ千年、口伝で伝承されている世界最古のオーケストラであることをあらためて思わせ、そうしてこれからもまたずっと伝統が絶え間なく伝承されていくであろうことを感じ受けました。

神事・行事の場面で、神社やお寺で演奏され、また公演会なども行われている雅楽ですが、当宮では主に8月の御鎮座記念祭の祭典で特に稽古を重ねた雅楽演奏・舞が神前において奉納されます。

神前において神様を喜ばせるための奉納を、恥じないよう研鑽を重ねてまいりたいことを再認識いたしましたこの度の拝聴の機会でございました。

雅楽演奏会は、午後の部の演奏会のため、早朝仙台を出発し演奏会に先立って午前中に皇居近隣に鎮座する東京大神宮と靖国神社の二社を合わせてお参りさせていただきました。

休日で賑わう東京大神宮のご社頭です

東京大神宮は東京のお伊勢様と呼ばれ、もともと東京における神宮の遥拝殿として創建された経緯がありました。神前結婚式で有名となり、良縁祈願でも多くの方が訪れておられます。

当日も日曜日で神前挙式も行われている最中、穏やかな日和のご神気を充分に浴しました。

続いて徒歩で靖国神社まで移動いたしました。

こちらもご承知の通り、明治の近代国家設立の過程で起きた戊辰戦争以降、世界大戦を経て国家のために一命を捧げられた英霊が御祭神のお社です。

創建当初は「招魂社」と呼ばれておりました。

英霊の遺書や書簡を記した「英霊の言の葉」は現代でも我々の胸を打つものがあります。

東京都の中心部にこうした神社があられることは、それ自体が日本人の精神性を示しています。

参拝当日は春麗らかな日差しで、標本木もある桜の開花も間近でした。

春の穏やかな季節の中、天皇陛下御即位30年の節目の雅楽演奏会を拝聴する機会に恵まれ、感謝と癒しの余韻に浸れた心地の中、東京を後にし帰仙いたしました。

祭儀課 権禰宜 日野

明治神宮崇敬会加須支部の皆様の正式参拝を執り行いました

平成31年3月10日

去る3月10日、明治神宮崇敬会 埼玉県加須支部の皆様の正式参拝を執り行いました。

皆様は東日本大震災の沿岸部視察・慰問の中で大崎八幡宮へお立ち寄り頂きました。

修祓、祝詞奏上、御神楽「浦安の舞」奉奏、玉串拝礼と執り行った後は、当宮職員からの説明に耳を傾け、400年以上の歴史や、震災当時の状況、当宮の様子など熱心に心を寄せて下さいました。

また、埼玉県には権現造りの寺院「妻沼 聖天山 歓喜院」があり、権現造りという日本建築の歴史的移行に興味を示されていました。

皆様はその後、震災地慰問の為、宮城県沿岸部へ移動されました。

このように震災から8年が経ち各地でも災害が起きている中で、皆様がお心を寄せて下さいます事、感謝申し上げます。

御社殿内にて修祓、浦安の舞の奉奏
玉串拝礼は支部長以下4名の代表者に合わせて

総務課 小野目