能神楽奉奏

令和元年9月14日

去る9月14日(土)午後6時30分より神楽殿にて能神楽が奉奏されました。

9月1日より稽古が始まり、小さな子供から大人まで毎日の稽古に励んでおりました。今年は、例年と比べると多くの方々が拝観しておりました。

大崎八幡宮能神楽の奉納演目はかつて18番を数えたと伝わっておりますが、現在ではそのうち10番が廃絶し「神拝(じんぱい)」「龍天(りゅうでん)」「摩王(まおう)」「三天(さんてん)」「小弓遊び」「将足(ひょうそく)」「四天(してん)」「獅子取り舞」の8番が演じられており、特徴は足を摺るように静かに舞う所にあり、「能」の所作によく似ている為、「能神楽」と呼ばれております。

「神拝(じんぱい)」は大崎八幡宮能神楽の舞の基本の形となっており、「将足(ひょうそく)」と「獅子取り舞」を除いたすべての舞が同じ所作より始まります。

多くの方々が能神楽を拝観している様子
大崎八幡宮の能神楽の基本の舞「神拝(じんぱい)」
大きな鳥甲に白髭の面をつけ、鉾先を相持ちその下をくぐる舞
「龍天(りゅうでん)」
天岩戸隠れが題材となっており、岩戸を押し開いた天手力男命の舞
「魔王(まおう)」
赤い装束を身に着け、小弓と扇を手にした少年の舞「小弓遊び」
狩衣を着た3人の舞人による舞「三天(さんてん)」
刀を両側でぐるぐる回し、前へ進む所作をする複雑な動きをする舞「将足(ひょうそく)」
この舞は4人舞ですが登場人物は実に6人で最も物語性のある舞「四天」(してん)
平和な里に現れた獅子を大神様より授かった御幣で力を封じた幼い子供による舞で大崎八幡宮能神楽の最終演目「獅子取り舞」

(庶務課 安達)

令和元年例大祭献饌式を執り行いました

令和元年9月14日

令和元年9月14日(土)午後3時、例大祭献饌式が御社殿・仮拝殿にて齋行されました。

本年は9月1日の鳥居祭から8日(日)のどんとロード、そして14日の献饌式、15日の神幸祭とすべて好天に恵まれ、多くの方にご参拝頂き、また多くの方々のお手伝いを頂きました。

深く感謝申し上げます。

例祭のみならず祭典の際に宮司以下祭員が参進してまいります時、傍らに立つ方はお頭をお下げ頂く古式がございます。

仮拝殿に着座いたしました。

奉献の薦樽と、「奉祝天皇陛下御即位」の懸垂幕は祭典がすべて今年の「御大典」奉祝行事の一環であることを彷彿とさせます。

伊達家18代御当主伊達泰宗様の御参列もございました。

宮司の祝詞奏上の後、 巫女による御神楽「浦安の舞」が奉奏されました。

「あめつちの神にぞ祈る あさなぎの 海のごとくに波立たぬ世を」 昭和天皇の御製です。

おかげさまで祭典は恙無く執り行うことが出来ました。

写真撮影を行う頃には雨は上がり、参列者の皆様は宮司以下祭員、役員総代と共にひな壇に並び、不思議な雲模様の空の下で無事撮ることが出来ました。

参列者はおよそ100名近くおられ、ご遠方の方々より頂きました祝電の数々も120件を越えました。

また例大祭に併せ数々の奉納を頂きましたことにも感謝申し上げます。

神輿渡御前日の祭典として、前夜祭に近い意味を持つ例大祭献饌式ですが、前夜祭がかえって重い意義の神事である祭典は地域的にも他にも見受けられます。

献饌式は三柱各座にそれぞれ10台お供えされ、計30台、そのうち10台が手長で神職の手により献饌されますが、黒漆の三方で御前に供わる姿は圧巻です。

翌日の神社本庁より献幣使参向の上の例祭、また神幸祭と併せ、例大祭期間中は祭典神事行事が目白押しで盛沢山のお祭りに包まれ、盛大に執り行われてやがて本格的な秋の季節を迎えて行きます。

祭典のみならず、季節よろしいこの頃、是非お参りに足を運ばれることをお待ち申し上げております。

(祭儀課 日野)

仙台89ERS必勝祈願

令和元年9月11日

去る、9月11日仙台89ERSの必勝祈願を執り行いました。

代表取締役デービット・ホルンさん、ヘッドコーチ桶谷大さんを始め、選手、スタッフ含め総勢29名でお参りをされました。

午前中は大雨でしたが、皆様が大石段を上るころには雨が止み、晴れ間が見えて太陽も応援しているかのような天候でした。

控所にて大絵馬にサインをし、それぞれの目標などを書いておりました。

大絵馬にサインを書いたのち、御社殿にて祈願を執り行いました。
御祈願終了後、社殿前にて集合写真を撮影し、89ERSのキャラクター「ティナ」が刺繍されている開運、必勝の御守りをお渡ししました。

シーズン開幕戦は、9月21日(土)群馬クレインサンダーズ戦
仙台開幕(ホーム開幕)は、9月28日(土)茨城ロボッツ戦となります。 皆様も仙台89ERSを応援しましょう!!

八幡宮の小鳩たちも仙台89ERSを全力で応援しております!

仙台89ERSの大絵馬は御社殿横にあります西回廊にて展示しておりますのでぜひご覧になって下さい。

(祭儀課 間々田)

春日神社例祭

令和元年9月7日

去る9月7日、午前11時より当宮宮司が兼務する仙台市青葉区八幡2丁目に鎮座する春日神社にて例祭を斎行致しました。

春日神社は、中世に仙台を治めていた国分氏最後の領主・国分盛重の子・玄性坊実永が、仙台藩第2代藩主忠宗公の治世、かつて国分庄にあった覚性院の再興を願い出て、小田原(現・六番丁小学校)の地に覚性院と共に遷座、旧町名・覚性院丁の由来となりましたが、明治の神仏分離により覚性院は廃寺となり、当社は現在氏子による春日講によって護持運営され祭祀を存続し今日に至ります。

祝詞奏上 巫女による浦安の舞
参加者玉串拝礼 神酒拝戴

祭典当日は天候にも恵まれ、神事は滞りなく終えおよそ15名の参列がございました。

春日神社では、毎月9日に月次祭、毎年9月上旬の土曜日に例祭が斎行されています。お近くにお住まいの方に限らず、ご記憶に留められこの機会に合わせまして是非お参り頂きましたら幸いです。

(奉賛課 佐藤)

鳥居祭斎行

令和元年9月1日

去る、9月1日鳥居祭を斎行致しました。

鳥居祭とは当宮における特殊神事です。9月に最も重要な祭典「例大祭」を行うにあたって、外部からの罪穢れを防ぐために結界を張り、例大祭が無事執り行われることを祈念する祭典です。

三之鳥居に張られた縄(結界)は15日の神幸祭神輿渡御の出幣式の祭に先立の手により切断され、神輿が三之鳥居を通過した後に初めて参拝者の通行が許されます。

当日は早朝から作業が始まり、境内各所の注連縄(しめなわ)、紙垂(しで)を新しく張り替えました。

神事の中で「お供えの儀」があります。

例大祭まで清浄をお守り頂く神様に、三之鳥居左右の袴石に「御神酒・鰹の生節・梅干・茄子」を箸で一つ一つお供えします。
これらは伊達家の携帯食(兵糧)とされております。
例大祭までお供えするのが本義とされているので日持ちが良いものをお供えします。

「お供えの儀」 神饌(鰹の生節・御神酒・梅干・茄子)

神事終了後、傳播八幡井組雀踊り保存会の皆様による奉納演舞がございました。
仙台の「雀踊り」は、慶長8年に仙台城移徒式の宴席で、泉洲・堺(現在の大阪府堺市)から来ていた石工たちが、即興で踊りを披露したことが始まりといわれています。

傳播八幡井組は石切町の石工たちから400年の歳月を越えて伝承された、直系の「雀踊り」を継承している数少ない団体です。

テンポの良い曲に合わせて跳ねて踊る姿が餌を啄む雀の姿に似ていることから「雀踊り」と名付けられました。

太鼓や笛の音とともに威勢の良い掛け声が響き渡りとても賑やかな奉納演舞となりました。

(祭儀課 間々田)