大崎八幡宮太元社例祭を執り行いました

令和元年8月1日

去る8月1日、太元社の例祭を斎行致しました。

太元社は、創建時期は不明ですが、元禄11年(1698年)の古図に拝殿西側に記載されていることからそれ以前と推測できます。お祀りしているのは「太元帥明王」といい、邪鬼を懲らしめ、福を招く神として崇拝され仙台五代藩主伊達吉村公が武運長久と子孫繁栄を祈念し勧請したとされています。

現社殿は昭和56年に8月に竣工式が行われ、そのことから毎年8月1日に太元社例祭を執り行っています。

本年はさわやかな夏空の下、大崎八幡宮役員総代、また氏子の皆様のご参列を頂き、祭典を執り修めました。

皆様のご参拝、お待ちしております。

しおりはこちらから

宮司以下祭員参進
厨子の前にて、宮司一拝 御神楽「浦安の舞」奉奏
伶人(大崎八幡宮職員)による雅楽の演奏です  
参列者玉串拝礼

総務課 小野目

大崎八幡宮境内社、末社の参拝のしおりを作成いたしました

令和元年8月7日

御存じの方もいらっしゃいますが、境内社の太元社は太元帥明王をお祀りした、全国でも大変珍しい神社です。今回参拝のしおりを作成致しました。太元帥明王の御由緒、また境内社の御祭神の御神徳を授かりますよう、皆様のご参拝をお待ちしております。

しおりはこちらから

宮城県教育庁文化財課主催の「宮城に息づく民俗芸能~異伝の法印神楽編」が開催されました

令和元年8月3日

去る8月3日、仙台国際センターにて宮城県教育庁文化財課主催の「宮城に息づく民俗芸能~異伝の法印神楽編」が開催されました。

会場では200名ほどの聴講者が興味深く基調講演、映像鑑賞や解説を聞き入っていました。

基調講演は東北歴史博物館 館長 笠原先生より「異伝の法印神楽とは何か~」を東北地方の神楽、異伝と浜、県内神楽の演目の比較を解説されていました。

東北地方の神楽と法印神楽があり、その法印神楽も「浜の法印神楽」と「異伝の法印神楽」がある。大崎八幡宮では「異伝の法印神楽」に属し、この違いは「浜の法印神楽」の上演団体が20団体に対し、「異形の法印神楽」の上演団体は4団体と区別する為に分類される。

宮城県内の神楽(浜・異形)の演目を分類すると共通演目や楽器の編制があり、歴史書や縁起、伝聞から派生や系譜を紐解くことができる。

大崎八幡宮の神楽は、法印神楽と分類されるが、「法印(修験)」の人々が伝えていたのではなく、社家の人間が伝えていた、とのお話がありました。(つまり、厳密には法印神楽ではない。)

大崎八幡宮能神楽保存会による、神楽の解説
薬莱神社神楽保存会による、神楽の解説

~大崎八幡宮脳神楽の魅力の見どころ~

仙台市教育委員会文化財課 沼田 愛 先生による報告がありました。

最初に会場150名の聴講者に大崎八幡宮の能神楽の観衆の有無を聞いたところ、殆どの方がご覧になった事がないという返答があり、沼田先生は大崎八幡宮能神楽の魅力や見どころの説明に熱が入ったご様子でした。

20分という短い時間の中、仙台城下における大崎八幡宮の位置関係や能神楽の概要、仙台市内の神楽の分布から他団体との関係性を説明された後、①舞台装飾②演目と所作③3世代団結と愛を込めてお話しくださいました。

①舞台

「おだれ」と呼ばれる、神楽舞台の天井の装飾(神様の先導の役割)についての解説がありました。演目開始前は12本に広がった「おだれ」(紙垂)が、終演に向かうにつれ、千切れる様が荒々しくも美しい。

②演目と所作

現存する演目(8種類)と、習得の順の違い(所役や実際の年齢や体格などによる)

③3世代団結

殆どの保存団体は人材不足の為継続の危機の問題があるが、大崎八幡宮の能神楽保存会は3世代で関わりがあり、子供から青年、成年、大人と、子供の頃に演目を習得し、大人になり子供に教えるという昔ながらの循環型人材育成を形成できる珍しく恵まれた環境にある。

大崎八幡宮能神楽は、9月14日午後6時30分から奉納されます。

皆様のご参拝、ご参列をお待ちしております。

禰宜 小野目