9月16日 神幸祭

平成30年9月16日

去る、9月16日(日)午前10時より神幸祭が執り行われました。

毎年盛り上がりを見せる神輿渡御ですが、昨年は台風の影響で雨の中の渡御となり止むを得ず巡幸路を短縮しました。しかし、今年はお天気に恵まれ無事に氏子地域 各町内を巡幸することができました。

「出御祭」八幡様の御分霊を大神輿に遷します。
本殿の御扉を開け、御分霊を遷すまで長床を閉鎖し、御社殿の中が誰にも見えないようにしています
出御祭が終わると長床前で控えていた人々が社殿前に集まり、一気ににぎやかに 御分霊を遷した大神輿

八幡様の大神輿は御分霊を遷すと重さが約1tになるといわれ今年は約145名の男性が交代で担ぎ歩きました。

大神輿の他に女神輿、子供神輿も渡御しました。

大石段を下っている大神輿 御社殿と同じ黒漆が輝いて見えます
女神輿は華やかに、子供神輿は元気いっぱいに担いでいました
御旅所祭
(八幡小学校、国見小学校でそれぞれ行いました)
八幡小学校、国見小学校、大平メンタルクリニックで 休憩をしました

住宅街では御先太鼓の大きな太鼓の音につられ、氏子の皆様が外に出て大神輿を待っている姿が見えました。

笑顔で大神輿を迎えてくれる方が多く居り、とても賑やかな巡行となりました。

最後!大石段を一気に駆け上がります!
力強いその姿に上り切ったあと、拍手が起こりました
氏子地域 各町内を巡行し無事に八幡宮へ帰ってくることができました。
帰ってきたら大神輿に遷した御分霊を内陣に還す「還御祭」を執り行いました
一般的に大神輿の最上部分は鳳凰ですが八幡様は鳩です 扁額の「八」の字も鳩が向き合っています

本年度も皆様のおかげで無事に例祭を終えることができました。

例祭2日間、たくさんの方が足を運んでくださり境内が大変にぎにぎしい様子となりました。

10月、11月は七五三のお詣りが増えます。

色とりどりの着物、袴を着た子どもたちがたくさんお参りに来るので境内が華やかに、そして賑やかになります。

七五三のお祝いの子どもを見かけましたら皆様「おめでとう」と一言、声をかけてあげてください。

祭儀課 間々田

「平成30年例祭 流鏑馬神事を斎行致しました」

平成30年9月16日

流鏑馬やぶさめとは、馬を馳せながら矢を射るところから「矢馳せ馬やばせうま」と呼ばれ、時代が下るにつれて「やぶさめ」と言われるようになったとされます。

その起源は古代、中世にあり、弓馬礼法は寛平8年(896年)に宇陀うだ天皇がみなもとの能有よしありに命じて制定され、実践的弓術の一つとして平安時代から存在していました。『吾妻鏡』には源頼朝が西行に流鏑馬の教えを受け復活させたと記されており、武士の嗜みとしてまた恒例行事として、盛んになることもあれば、何度か廃れた行事でもありました。。

当宮の流鏑馬は遠田郡八幡村に鎮座していたころより9月15日の例祭に執り行われていたと記録されており、創建と同時に、伊達政宗公により再び復活されましたこの例祭祭礼における当宮の流鏑馬奉納神事は、これを奉納する射手は近年まで岩出山出身の者に限られていたそうです。

また古くから流鏑馬行事の後には、その的の奪い合いがあったとも伝えられ、そのさまは、仙台市博物館に展示されている『大崎八幡宮来由記』所載の「御神事之流鏑馬」の図に細やかに描かれております。

神事は、先ず安全祈願を本殿にて斎行し、出陣式を執り行って、その後馬場末において神職が馬を大麻と塩で祓い清め、次に4騎の馬に射手達が乗り、先ず馬場祓役が祓串を片手に「オーッ」という掛け声とともに馬場を疾走し、馬場元より馬場末までの罪穢を祓い清めます。

流鏑馬神事 安全祈願祭のお祓い 同 神酒拝戴
馬のお祓い
その後、3人の射手が各々3度ずつ、馬場に設置された3か所の的めがけて矢を放ちます
流鏑馬神事 いよいよ開始します (午後4時) 当宮の馬場は距離が短く、的場間が近いところから、射手にとっては大変難しいとされています。
3か所の的場のそれぞれの的群を合わせて計52の的が設置されました
3人の射手が3か所の的場でそれぞれ射ち、それを3回走り込み、計27本の矢が放たれ、今年はそのうち「16本」的中いたしました

流鏑馬は伝統行事ですので、的を奉製し、馬場を整備し、馬具の確認などから準備が始まります。

人類にとって、馬は古来より、現在の車社会になる以前、長距離を移動するための大切な馴染み深い動物でして、戦においても常に重要な役割でした。

平和な世にあっても武家の嗜みを忘れず、神事として伝統行事が守られることには多くの意義があり、それが400年続いておりますので今後とも引き続き末永く後世に繋がれてほしい祭事です。

例大祭、16日当日境内は、前日の献饌式の神事に対する神振行事として、神輿渡御に雀踊りに屋台も並び夜は演芸大会もあり、お陰様で天候にも恵まれました。終日、賑わいで境内は祭典の活気に溢れ、9月1日から始まりました例大祭は、最終日に興たけなわとなり、流鏑馬行事もその一環として祭礼に花を添えた、厳粛な、かつ勇壮な伝統神事でございました。

祭儀課 権禰宜 日野 篤志

献饌式を執り行いました

平成30年9月15日

去る9月15日午後3時より、献饌式を斎行致しました。

この祭典は、当宮の重要な祭典のひとつとされ、「ぜんげ」と呼ばれております。

日本人は、太古の昔より自然とともに共生して参りましたので、食物は自然が私たちに授けた宝と考え、先ず神様にお供えし感謝の誠を捧げ、弥益々のご加護を祈ったのです。そのため、この「御膳上げ」では、海川山野の種々な食物をお供えして日々の神恩に感謝し、宮司が皇室のご安寧と我が国の繁栄・世界平和を宮司が祝詞にて奏上致します。

また献饌式では、献幣使が八幡様の御神徳を称え、国の弥栄を祈念し、へいはくを献じた事をご奉告され、本装束を着装した巫女が「浦安の舞」を奉奏致しました。

さらに、仙台藩伊達家第18代御当主伊達𣳾宗様、役員総代を始め、県内外神社関係の方々からもご参列いただき盛大に斎行されました。

参進 前導を先頭に宮司以下祭員、献幣使、玉串拝礼者が続きます 御扉開扉 大祭では、ご本殿の御扉が宮司により開かれます
献饌 中御前(御社殿中央)にお供えする10台の神饌を神職4名によって運ばれます。
裳を着けた(本装束)舞人による「浦安の舞」

本年は105名のご参列を頂きました。

皆様におかれましては、大神様の御恵みを頂戴されまして、今後の御多幸と御隆昌をご祈念申し上げます。

祭儀課 村上

鈴の緒奉納式を斎行致しました

平成30年9月5日

去る9月5日、鈴の緒の奉製と奉納式を斎行致しました。

「鈴の緒」とは、古くより人々の願いをかなえることから「かなお」とも呼ばれ、多くのご参拝の方々の思いを受け止める大事な役目から、毎年例大祭前に赤、青、黄色の三色を使って新たに奉製されています。

当日は10時頃から、氏子崇敬者16名により台風後の蒸し暑い中奉製が始まりました。今年度は215本の奉納があり、昨年より多く御奉納頂きましたが、手間取ることなく手際よく進められ、40分ほどで3本の鈴の緒が完成しました。11時より御社殿にて鈴の緒奉納式が執り行われ、無事に当宮へと奉納されました。

現在は御社殿前の外拝殿にてこの度奉製された鈴の緒が納められています。

鈴の緒奉製の様子
布を重ね一本にしていきます
綯い終わりを麻紐で結びます 完成した鈴の緒
奉製終了後、集合写真(大広間にて)
御社殿にて奉納式を斎行
奉納された鈴の緒

鈴の緒の奉納は、毎年9月頃まで受け付けておりますので、どうぞ皆さま参加されてはいかがでしょうか。

祭儀課 荒澤

兼務社春日神社例祭を斎行致しました

平成30年9月8日

去る、9月8日11時より当宮宮司が兼務する青葉区八幡二丁目鎮座春日神社にて例祭を斎行致しました。

春日神社には2柱の御祭神が祀られています。

お名前はそれぞれ天児屋命(あめのこやねのみこと)と、倉稲魂命(うかのみたまのみこと)と言います。

天児屋命は、古事記では天照大御神(あまてらすおおみかみ:伊勢の神宮に祀られている神様)が天岩戸にこもられた際に祝詞を奏上した神様です。

この神様は後に、平安時代に栄華を極めた藤原氏の祖神(おやがみ)であることから現在では子孫繁栄や立身出世のご利益がある神様と言われています。

倉稲魂命は、日本書紀では伊邪那岐神が生んだ子として記述があり穀物を司る神様として崇敬を集めています。

この日は午後から地域の子供たちが御神輿を担ぎ、年に一度の春日神社例祭奉仕に勤しんでいました。

社殿前の様子 祝詞奏上
浦安の舞 参列者玉串拝礼
宮司一拝
参列した方々と記念撮影

毎月9日には月次祭を執り行っております。お近くの方は参列いただけますので是非お参りください。

祭儀課 三浦

鳥居祭を斎行致しました

平成30年9月1日

去る9月1日、鳥居祭が執り行われました。

鳥居祭とは、当宮独自の特殊神事です。例大祭という、一年間で最も重要な祭典を行うに当たり、外部からの罪穢れを防ぐため結界を張ります。そして今月15、16日に行われる例大祭が無事執り行われることを祈念する祭典です。当日は早朝から準備がはじまり、境内各所の注連縄を新しく張り替える作業を進めていきました。

神事の中で、「お供えの儀」というものがあります。例大祭まで清浄をお守り頂く神様に、鳥居の袴石に「御神酒・鰹の生節・梅の酢漬・茄子の漬物」といった神饌をお供えします。これらは、伊達家の兵糧と言われており、例大祭までお供えするのが本儀とされているので、日持ちの良いものがお供えされます。神事の最後には、注連縄・紙垂を新しく張り替えた当宮の杉の木、北参道の鳥居でも「お供えの儀」を行いました。

雨の中の祭典でしたが、雀踊り奉納演舞では、太鼓や笛の音が奏でられ、威勢の良い掛け声が境内に響き渡りました。

注連縄を交換している様子 参列者の修祓
切麻撒米 お供えの儀
神饌 玉串拝礼
雀踊り奉納

祭儀課 村上