国宝 大崎八幡宮
> トピックス

■『「煤払い式」斎行と日本一の門松』(12月13日)  本年も余すところ残りわずかとなりました。当宮でもお正月に向けての準備が着々と進められております。
 その中の一つで、一年の穢れを祓う「煤払い」、(家庭で言う「大掃除」)が去る12月13日に行われ、拝殿や石の間、回廊などが神職・巫女の手により隅々まで清められていきました。
 また、長床などの普段は手の届かないような所も、青竹を編んで作ったお手製の箒で重要文化財に少しでも傷が付かないように、慎重に祓い清められました。
 さらに、境内の三之鳥居前には当宮恒例の「大門松」が飾られました。12月15日・16日と行なわれた制作には、今年も福島県鳩の森園芸の阿部さんにご奉仕頂き、当宮職員もお手伝いに加わりながら、高さ8.8m・周囲4.5mの大門松が出来上がりました。
 阿部さんが帰るときには「まだまだ、体が動かなくなっても指導には来るから。」という嬉しいお言葉を頂きました。
 そして、この「煤払い」が終ると、授与所では新年のお正月様の頒布が始まります。
皆様も家の大掃除を済ませ、一年間無事に過ごせた事を神様に感謝し、八幡様より新しいお神札を受けてお祀りし、清らかな気持ちで新年をお迎えいたしましょう。

  石の間の隅々まで、さらに拝殿の畳は雑巾がけで綺麗に!

 職員総出で普段は見逃しがちな所まで  青竹で編んだ箒を使い高いところまで綺麗
 スッキリに!!
   
 三之鳥居前で皆様のご参拝を社務所玄関前にも飾られました。
 お待ちしております。 


■『ベガルタ仙台お礼参り』(12月6日) 今年の1月25日、サッカーJリーグ2部(J2)ベガルタ仙台が、当宮において必勝祈願を受けられました。
社長・監督が代表して玉串を捧げ必勝祈願、また選手、コーチ陣らが縦1メートル、横2メートルほどの大絵馬に必勝を祈念し揮毫、今季のJ1昇格・J2優勝への誓いを新たにし、見事J1への昇格、J2優勝という快挙を成し遂げてくれました。
そして、去る12月6日(日)、境内に集まったサポーターの暖かい拍手に迎えられ、手倉森監督、梁勇基主将はじめ選手、クラブスタッフの方々がお礼参りに来社されました。
主将は優勝シャーレ(銀製の皿)を手に昇殿。社長・監督が玉串を捧げ、八幡様へJ2優勝の奉告を無事に済ませ、ようやく目標を達成出来たことへの喜びを実感していたようです。
今後、大崎八幡大神様のご加護のもと、更なるご活躍をご期待申し上げます。

手倉森監督を先頭に、続々と選手達が集まりました。
師走となり天気は良いものの、少し肌寒い中の参拝となりました。

手倉森監督が選手・クラブスタッフを代表し、玉串拝礼

境内に集まった多くのサポーターの方々が 報告参拝の後は社殿前にて記念撮影。
一緒に感謝の参拝をしました。            梁勇基主将の手には優勝シャーレが!

■『消火設備実施訓練が行なわれました』(12月8日) 当宮ではこの度、神輿殿脇に新しく神社・寺院等に適した「屋外用パッケージ消火設備・スーパーアウル800」を設置致しました。
そして、去る12月8日(火)、屋外用パッケージ消火設備の実施訓練が境内において行なわれました。
これは、当宮の職方でもある(株)櫻井防災が主催し、実施したもので、まず始めに社員の方による使い方説明を行い、次に、職員・仕女さんを始め、地域の方々にも実際に水を出しての放水訓練を行なってもらいました。実際には、水に木材火災等に有効な防火剤(リン化合物)という中性の消火薬剤を入れるようになりますが、今回は水だけでの訓練となりました。
この消火設備の特徴は、設置工事において配管や配線が不要との事、操作が簡単で一人でも消火活動が出来る等です。実際に参加した仕女さんも「ホースも重くなく、操作が簡単なので、誰にでも出来ます。」と話していました。
この消火設備についての詳細・質問等は下記までご連絡下さい。

()櫻井防災 022-231-8533 bunkazai@sakurai-bousai.co.jp


 
(株)櫻井防災の櫻井さんより操作説明をして頂きました。 その後実際に、職員・

  仕女・役員総代さんが順番に放水を体験

  「操作が簡単!」とカメラに向かいアピールする阿部仕女

■『ご結婚、おめでとうございます』(11月〜12月のご本殿での結婚式) 大崎八幡の大神様の大前において、次の方々がご結婚されました。

11月21日 櫻井・藤崎 御両家  12月6日 小野・本田 御両家

 八幡様のご加護のもと、お二人の末永いお幸せと、ご両家の益々のご繁栄を心よりご祈念申し上げます。誠におめでとうございました。
■『新嘗祭斎行』(11月23日) 去る11月23日(月)、本殿にて五穀豊穣を感謝申し上げる「新嘗祭」が斎行されました。
11月23日といえば、「勤労感謝の日」として国民の祝日となっておりますが、「新嘗祭」は古く、宮中の儀式として形がととのったのは、飛鳥時代の頃とされており、天皇がその年に収穫された新穀や新酒を天照大御神をはじめとする天地の神様にお供えをし、農作物の恵に感謝するお祭りです。それは、宮中のみで行われていた儀式ではなく、民衆の間にも新しい穀物を神に供え、それを食べて収穫を祝う習俗がありました。
当宮においてこの「新嘗祭」は、年間の祭典の中で2月17日に大神様に五穀豊穣を祈る「祈年祭」と同じく八幡宮のお祭りの中では特に重要な「大祭」に位置づけられております。
前日には、氏子・崇敬者の方々からその年に収穫された新穀・野菜・果物など沢山の種類のご奉納頂いたものをご神前へお供えをします。
そして、当日の祭典では献饌の後、宮司が祝詞を奏上し、種々の産物が無事収穫された事を感謝申し上げ、巫女による「浦安の舞」奉奏、玉串を奉りて、滞りなく執り行われました。

本殿回廊には沢山のお供えものが並びます宮司による祝詞奏上


 巫女による本装束での「浦安の舞」


  氏子・崇敬者の方々からご奉納頂いたお供えものの数々


■『七五三祈請祭斎行』(11月15日) 去る11月15日(日)、毎月斎行している月次祭に合わせ、七五三祈請祭が執り行われました。
今年は3人の子供たちとご両親が参列する中の斎行となりました。まず始めに献饌、宮司による祝詞奏上、巫女による「萬代の舞」奉奏後、玉串拝礼、子供たちもご両親に見習い一生懸命に手を合わせていました。
祭典終了後、参列した子供たち・ご両親と宮司・祭員と一緒に本殿前にて記念撮影を行いました。
天和元年(1681)に徳川綱吉の子・徳松公を11月15日に祝ったのが始まり、と言われておりますが、子供の無事と健やかなる成長を祈る親心は、昔も今も変わりはないようです。

 ご家族と一緒に玉串拝礼最後に記念撮影を行いました


■『天皇陛下御即位二十年奉祝奉告祭』(11月12日)  去る11月12日(木)、天皇陛下の御即位二十年を奉祝し、本殿にて奉祝奉告祭を斎行致しました。
 天皇陛下におかれましては、平成2年11月12日に第125代天皇に御即位されてから本年で満20年の嘉節をお迎えになりました。国民統合の象徴として、いかなる時も国家の安泰を祈り、国民に対し深い慈しみの大御心を寄せてこられた天皇陛下の御即位20年を奉祝し、敬愛と信頼の絆を更に揺るぎないものとするために、当宮では「天皇陛下御即位20年奉祝奉告祭」を役員総代の参列のもと斎行致しました。
 当日は、天気は良かったものの肌寒い中の斎行となりましたが、宮司の祝詞により弥益々の皇室の弥栄をご祈念申し上げた後、巫女による「浦安の舞」を奉奏、宮司・祭員、役員総代が神前に玉串を捧げ、奉祝祭は厳粛に斎行されました。
 また、奉祝奉告祭に合わせ、本殿前に『奉祝記帳所』を設けました。そして、ご参拝の折に奉祝の意を込めて皆様にご記入頂きましたこの記帳簿は、宮城県神社庁から神社本庁を通し、宮内庁へと届けられるそうです。

  両陛下の安寧を願い巫女よる「浦安の舞」境内より皇室を遥拝
拝殿前には「奉祝記帳所」を設けました


『江戸学叢書刊行』(11月5日)
 この度、昨年5月に開講で12巻となる仙台市博物館館長 佐藤憲一先生の「伊達政宗と手紙」と、昨年8月開講で15巻となる東北学院大学教授 岩本由輝先生の「本石米と仙台藩の経済」の叢書が刊行致しました。
 ご社頭でも頒布致しておりますが、ご希望の方はご郵送も受け付けておりますので、お気軽に社務所までお問い合わせ下さい。
☆刊行された叢書

  
  
「伊達政宗と手紙」 −12「本石米と仙台藩の経済」 −15  佐藤 憲一 仙台市博物館館長岩本 由輝 東北学院大学経済学部教授


■『ご結婚、おめでとうございます。』(8月〜10月のご本殿での結婚式)  大崎八幡の大神様の大前にて、次の方々がご結婚されました。


8月30日 齋藤・高橋 御両家  9月19日 高橋・篠原 御両家


 9月22日 影山・伊藤 御両家 9月23日 工藤・千葉 御両家

   
 9月25日 庄司・小形 御両家 9月26日 藤倉・細川 御両家

  
 10月4日 沖野・渡部 御両家10月10日 池田・岡村御両家


  10月11日 阿部・大竹 御両家  10月12日 熊谷・熊谷 御両家

      
 10月12日 畠山・遠藤 御両家  10月16日 平吹・山岸 御両家

八幡様のご加護のもと、お二人の末永いお幸せと、ご両家の益々のご繁栄を心よりご祈念申し上げます。誠におめでとうございました。
■『第17回 宮城県神社庁主催『国旗のある自由画展』表彰式』(10月31日)  当宮では毎年、宮城県神社庁主催の『国旗のある自由画展』に合わせ、5月の皐月祭・9月の例大祭を前に4歳児から小学校6年生を対象に「国旗のある自由画」の作品を募り、祭典期間中に境内に掲示して展覧会を行った後、今年もその作品を神社庁に出展致しました。
 神社庁には当宮の282点の作品を含み県内各地から420点の応募があり、県内在住の画家・畠山信行先生を中心に行われた厳正な審査の結果、特選から特別賞まで23点が表彰されました。その中で当宮から出展した作品より特選1点、準特選1点、入選6点、特別賞1点、宮司賞1点がめでたく選ばれ、去る10月31日(土)、宮城県神社庁において表彰式が行われました。
 受賞者の皆様、誠におめでとうございます。
 また今回、特選、準特選に選ばれた作品につきましては、これから開催される「社団法人日本国旗協会」主催の全国展に出展されます。
 来年もまた、皐月祭を前に作品の募集を行う予定でございますので、たくさんのご応募お待ちしております。

 ☆入選作品☆
 
  
  特 選  準 特 選 「一生懸命走って1位になったときょう走」 「日本の国旗の上であばれるな」
 聖ドミニコ学院小 3年 大原 香澄さん       聖ドミニコ学院小 5年 永坂 理紗さん


入 選  入 選  「夢の中で金メダル」  「日本の家おく」
  八幡小 3年 大ア さくらさん  八幡小 6年 橋 凜さん

 
 入 選   入 選  「走れ!ときょう走」  「運動会」
聖ドミニコ学院小 3年 畚野 響さん福聚幼 年長 小泉 碧桜さん


入 選    入 選  「宇宙の旅」  「国旗儀礼」
  福聚幼 年長 佐々木 快さん八幡小 5年 鈴木 睦生さん
     
 特別賞宮司賞   「やさしさに包まれたなら」 「ふしぎのみらい」
  八幡小 6年 庄子 夏姫さん聖ドミニコ学院小 1年 中澤 太還さん

最後に記念撮影

■『例大祭斎行』(9月12日・13日)  大崎八幡宮の例大祭は、年に一度の最も重要な祭典であります。また例大祭は、八幡大神様の「おまつり」として斎行され、氏子崇敬者が常に私たちをお守りくださる八幡大神様に感謝し、御神徳を称える祭典であります。
  藩祖伊達政宗公は、仙台開府に伴い、直ちにその鎮守として慶長9年より四ヶ年の歳月をかけて御社殿の御造営に取り掛かり、慶長12年(1607年)8月12日、御神体をお祀りする遷座祭を斎行、14日には盛大に奉祝大祭が行われました。以来仙台総鎮守として400年の間代々尊崇されてきました。
  そして当宮ではこの例大祭を、毎年14日・15日と日程を変更する事なく、斎行して参りましたが、奉仕者の都合もあり、今年初めて神事・神賑行事の日程を変更し、土日にかけて斎行する事となりました。
  この例大祭は、9月1日の『鳥居祭』から始まり、12日の『献饌式』『能神楽』、13日の『神幸祭』『鏑流馬神事』などの神賑行事がありますが、その中でも12日の夕刻より行われる『能神楽』(宮城県無形民俗文化財)は、献饌式後に御神慮を和ませるという「饗宴」の形を今に伝える重要な伝統行事であります。
  また、『鏑流馬神事』にあっては「吾妻鏡」によると古来、武士の教練のために行われていました。八幡宮の鏑流馬は遠田郡田尻町に鎮座していたことより、9月15日の例大祭で斎行されていたと記録されており、この地に遷座したあとも現在に至まで途絶えることなく、県内在住の有志によりその行事が伝えられております。
  次に、『神幸祭』(神輿渡御)でありますが、御社殿での献饌式ではそのご参列に限りがあり、広く地域の方々が神恩に感謝し御神徳を称える機会を設けるとともに、地域の発展と安寧を願う神事であり、その奉仕者は氏子区域はもとより仙台市内一縁から500名を超える方々にご奉仕頂いて現在に至っております。
  この外に、神事・神賑行事の日程の変更を余儀なくされましたが、恒例の例大祭祭典は従来通り、9月15日に役員総代参列のもと、前々日の多くの参拝者で賑った境内も、この日の祭典は静寂に包まれる中、厳粛に斎行されました。
9月1日 「鳥居祭」
  鳥居祭は、事故無く盛大に執り行われることを祈念し、外部からの罪穢れを防ぐ為のお祭りです。
 ご神前に最も近い三ノ鳥居に縄が張られ、お祭りまでの間は通行禁止となります。
 この縄は、9月13日の神幸祭・神輿渡御の出幣式の時に裃姿の先達の手により切断され、三ノ鳥居を神輿が通った後に初めて通行が許可されます。

大麻(おおぬさ)と切(きり)麻(ぬさ)を例大祭までの清浄をお守りいただく神様に
用いて鳥居を祓い清めます。 神饌(御酒・鰹の生節・梅の酢漬け・茄子の
     漬け物)をお供えします。

伝播八幡井組雀踊り保存会による雀踊り奉納演舞
9月7日 「鈴の緒奉納式」
 皆さんは本殿の鈴の緒(参拝する際に鳴らす鈴を振る緒)が、毎年取り替えられているのをご存知でしたでしょうか?
  毎年例大祭を前に、崇敬の篤い方々の御奉納により、新たに鈴の緒を調整されております。
  鈴の緒には、皆様の御祈願の成就を祈念し、御奉納頂いた方のお名前と祈願名を浄書します。さらに御奉納頂いた方にご案内し、一緒に作り方を行っています。写真の通りただ皆様に御奉納頂くのみならず、実際にご自分の手で作って頂き、出来上がった鈴の緒はそのまま御社殿にて奉納式が斎行され、拝殿に下げられます。
  自分で奉製した鈴の緒だけに、思いも深く、鈴の緒を振る音は、高らかに神様のもとへ届くことでしょう。
 
祈願名・氏名を浄書した布を広げて何枚も重ねた布をまとめて1つの棒状にしていきます

棒状になった布をねじりながら編みこみます  本殿にて奉納式斎行

早速、拝殿・末社に取り付けられます完成!!
9月12日 「献饌式」「能神楽奉奏」
  献饌式とは、八幡大神様に、米・酒をはじめとして海の幸・山の幸をお供えする年間祭典行事の中でも特に重要な祭典です。宮司が祝詞奏上した後、本装束を着けた巫女による「浦安の舞」奉奏、次に宮司、役員総代ら参列者が玉串を神前に捧げ、例大祭が無事盛大に行われるよう祈願致します。
  又、同日夕刻より行われる「能神楽」(宮城県民族芸能文化財)は、この献饌式後に御神徳を和ませるという『饗宴』の形を今に伝える重要な伝統行事であります。

 巫女による「浦安の舞」 67名のご参列をいただきました

  「神拝」「四天」

 「小弓遊び」  「獅子取り」
9月12日 「ちびっこまつり」
  お祭りを子供たちにも楽しんでもらおうと始まった「ちびっこまつり」。みんなで楽しめるゲームや、最近話題の歌謡曲を歌い、盛大に行われました。

  ゲーム「パタ・パタ・パター」  うまく入るかな?

ゲーム「だるま落とし」 最後はみんなで歌おう!
  この「だるま」は職員の手作りです
9月13日 「神幸祭」
 例大祭の中で一番の盛り上がりを見せるのが「神幸祭・神輿渡御」です。約1tあるといわれるお神輿を約160名の男性が交代で担ぎ、それに女御輿、子供御輿、4歳から9歳までの男の子が流鏑馬の格好に扮した騎射子行列など、約150米の行列が町内を練り歩きます。

 召し立ての後、本殿前を出発します

縄を切断する前にお祓い三ノ鳥居をくぐり、いよいよ階段を降り町内へ

 子供御輿元気いっぱい  行列の華"女御輿"

神輿の巡幸を祝い、雀踊りの演舞がお祭りに参加した良き思い出に
境内を賑わしていました
9月13日 「流鏑馬神事」
  当宮の流鏑馬は、遠田郡田尻町に鎮座していた頃より、9月15日の例祭に斎行されていたと記録されており、現在に至るまで途絶えることなく継承されております。
  先ず、安全斎行を祈願し本殿にて出陣式を執り行い、その後神職が馬をお祓いします。次に二回の練習後、奉行の合図と共に馬場祓役が馬場元より馬場末までの罪穢れを祓い清め、3人の射手が各々3回ずつ馬場に設置された3箇所の的をめがけ矢を放ちます。
  当宮の馬場は距離が短く、射手にとっては大変難しいとされており、近年の的中率は、あまり好評ではありませんでした。しかしながら今年は、前日から馬が慣らしの為に来社し練習を行ったため、13本の的に的中し、大変賑やかな神事となりました。

 的中なるか!? あともう1回!
9月13日 「神賑演芸大会」
 例大祭最後の日程となるのが、「神賑演芸大会」。午後6時より広場特設ステージにて、数又社中による津軽三味線の演奏からマジック、恒例の大抽選会が行われ、今年も例大祭は盛大に締めくくられました。

  数又社中による津軽三味線・歌謡

  恒例の大抽選会 今年は171本の当たりがありました


■『兼務社春日神社例祭並びに表参道竣工奉告祭斎行』(9月5日)  去る9月5日(土)、当宮宮司が兼務する八幡2丁目に鎮座する春日神社において、「例祭並びに表参道竣工奉告祭」が斎行されました。
  この表参道整備事業は、以前にもご紹介させていただきましたが、平成19年より三ヵ年計画で行なわれてきたもので、この表参道鳥居が竣工し、一通り終了したことになります。
  当日は晴天の中、祭典が行なわれ、宮司祝詞奏上に続き、巫女による「浦安の舞」奉奏の後、宮司が玉串を捧げ、引き続き春日神社の役員・総代、工事関係者による玉串が捧げられ、無事の竣工をご奉告致しました。

 宮司による祝詞奏上  巫女による「浦安の舞」

  
  宮司・祭員玉串拝礼 役員・総代玉串拝礼

大麻・切麻にてお祓い

 鳥居につけていた縄を外し、通行可能に新しい表参道(正面から)
新しい表参道(本殿側から)
■『太元社例祭斎行』(8月1日)  去る8月1日、毎年恒例の太元社例祭が執り行われました。
 この日は昭和56年8月に、現社殿の竣工式太が行われた日に因んで、毎年8月1日に例祭を行い、厨子の御扉が開かれ唯一、御神像としてお祀りされている「太元帥明王」を拝観することができる日です。
  当日は、天候が良く暑い中ではありましたが、総代・地区世話人の方にご参列を頂き、宮司の祝詞奏上、巫女舞「浦安の舞」を奉納した後、玉串拝礼を行い、滞りなく祭典を執り行うことができました。
〜御由緒〜
 太元社には大元帥明王が祀られ、邪鬼を懲らしめ、福を招く神として尊崇されている。
 創建時期は不明であるが、元禄11年(1698)の古図に拝殿前西側に記載されていることから、それ以前と推定されており又、厨子の扉には享保4年(1719)、仙台藩五代藩主伊達吉村公が武運長久と子孫繁栄を祈念し勧請した事が記されている。
  明治初期の神仏分離により拝殿前より現在の場所に遷御され、現社殿は昭和56年に氏子崇敬者の寄進により再建されたものである。爾来、竣功式が斎行された8月1日に毎年例祭を斎行している。
  尚、平成9年3月に厨子内に祀られている木造の太元帥明王立像が仙台市の有形文化財に指定されている。
 
 御開帳された「太元師明王立像」   参列した皆さんと記念撮影
■『ご結婚、おめでとうございます』(6月〜7月のご本殿での結婚式) 大崎八幡の大神様の大前において、次の方々がご結婚されました。


  6月13日 高橋・田中御両家6月20日 宮内・小林御両家

7月4日 阿曽・田代御両家    7月11日 今井・佐藤御両家
7月18日 内海・森御両家
 八幡様のご加護のもと、お二人の末永いお幸せと、ご両家の益々のご繁栄を心よりご祈念申し上げます。誠におめでとうございました。
■『兼務社 春日神社整備工事着工奉告祭斎行』(7月17日)  去る7月17日(金)、当宮宮司が兼務する八幡2丁目の春日神社にて、「表参道改修整備工事着工奉告祭」が斎行されました。
  春日神社は藩政時代(江戸時代)にこの地にあった"覚性院"というお寺の境内社でしたが、明治維新を迎え、"覚性院"は廃寺となり、以後地域の覚性院丁町内会有志により奉賛会が結成され護られてきました。
  この春日神社も御維新後約150年がたち、その時代その時代に建物の修理修繕又、境内の整備等が行なわれてきましたが、この度、改めて平成19年より三ヶ年計画で「社殿覆舎の改修」又、「社殿周りの植栽整備」等を行い、最終年度の平成21年には、「表参道改修整備工事」を行なう事となりました。 この表参道の整備工事が始まるのに先駆け、春日神社の役員総代、工事関係者など約15名が参列する中、菅原望出仕が祝詞を奏上し神様へ着工の奉告をした後、参列者が玉串拝礼をし、工事の安全を祈願致しました。 当日は天候も良く、少し歩いただけでも汗ばむような暑さでしたが、境内に入ると爽やかな風が通り抜けていました。
  現在の表参道は写真でもお分かりの通り、中程には鳥居と灯籠がありますが、一般の通路と同じ様なものでしたので、春日神社の参道に相応しく整備致す事となりました。
  来る9月5日には春日神社例祭が執り行われる予定でおり、子供御輿巡幸や露店なども出店しますので、どうぞお気軽にご参拝下さい。
  また、尚一層の境内整備を進めるべく格別のご奉賛、ご支援並びに献木のご奉納等も受付けしております。お子様やお孫さん誕生などの記念樹として如何でしょうか。 詳しいお問い合わせは八幡宮社務所までお願い致します。
  
  神職、祝詞奏上総代玉串拝礼
    
 切麻(紙吹雪のようなもの)にてお祓い   最後に総代、工事関係者と記念撮影
  
  現在の表参道(正面から) 表参道完成予定図(正面から)
  
  現在の表参道(本殿側から) 表参道完成予定図(本殿側から)
■『二つの星が願い事を成就してくれますように』(7月1日)  仙台では8月に3日間行なわれる「仙台七夕まつり」が有名ですが、七夕の由来についてはご存知でしたでしょうか。
  七夕は「棚機」とも書き、織姫と彦星の二星の伝説から生まれた、中国の「乞巧奠(きっこうてん)」という、女子が機織をはじめ手芸が巧になることを願うお祭りが、奈良時代よりも前に日本に伝わったのが始まりです。これが家々に祖先の霊を迎える風習(お盆)や、豊作の祈願等の日本の古くからの信仰・風習が7月7日という時期に重なり合い、乞巧奠(きっこうてん)の行事と結びつき「七夕祭り」となりました。
  その乞巧奠(きっこうてん)の伝来以来、「七夕祭り」は宮廷や武家に限られて長く伝えられてきましたが、江戸時代になって庶民に伝わり、七夕祭りは全国に広まっていきました。
  そしてここ、「仙台の七夕祭り」は第六代藩主伊達宗村公の時代により盛んに行なわれるようになり、旧暦7月6日の宵に、短冊を笹に結び、良縁成就、芸能上達、無病息災などを祈願しました。
  その七夕飾りには七つの飾りがあり、それぞれに意味が込められております。
    短  冊・・・学問や書道の上達を願う
    吹き流し・・・機織や技芸の上達を願う(織姫の織り糸に見立てている)
    投  網・・・豊漁と豊作を願う
    紙  衣・・・裁縫や技芸の上達を願う。また、病や災いの身代わりに
    くずかご・・・清潔と節約の心を育てる
    折  鶴・・・家内安全と健康・長寿を願う
    巾  着・・・商売繁盛を願う

  当宮においても毎年7月1日より長床通路の七夕飾りや本殿前に笹竹を設置し、ご参拝の皆様にご自由に短冊に願い事を書いて頂き、結んで頂いております。そして、来る8月8日の夕方、短冊を御神前にお供えし、皆様の願い事が成就しますよう七夕祈願祭を執り行ないます。
  ご参拝の際には、どうぞご自由に願い事をご記入ください。
 
 この七夕飾りは巫女さんの手作りです  一ヶ月は青さを保っています
 
  このテント内で短冊に記入し、ご自由に笹に結んで下さい
 
  願い事が叶いますように!
■『「水無月大祓式」斎行』(6月30日)  去る6月30日(火)、境内祓所において、「水無月大祓式」が斎行されました。 大祓式は、毎年6月と12月に斎行されておりますが、起源は古く、災害疫病等の際にその都度行なわれていたもので、現在のように定期的に行なわれるようになったのは、大宝元年(701年)からのことです。
  この神事は、参列者が神職の「大祓詞」の宣読に沿って、左なえの麻縄を口でほどき右肩越しに、右なえの麻縄を口でほどき左肩越しにそれぞれ投げ、切(きり)麻(ぬさ)(紙吹雪状のもの)を撒いて自身を祓い、人形(ひとがた)で体を撫でて息を吹きかけて罪穢れを移し、紙包みに戻したものを回収し、唐(から)櫃(ひつ)に納め、これを神職がお祓いをするものです。このお祓いの後、祭員に引き続き「茅の輪」をくぐる事が習わしとなっておりますが、この「茅の輪」は、6月の夏越の大祓式にのみ使用され、これをくぐることにより疫病や罪穢れが祓われると言われております。くぐりかたは「水無月の 夏越の祓いする人は 千歳の命 延ぶというなり」という古歌を唱えながら、左回り・右回り・左回りと3回くぐり抜けます。
  こうして祓われることにより、知らず知らずの内についた心身の罪穢れが綺麗に清められ、残りの半年間を新たな気持ちで迎えられるのです。
〜「茅の輪」の起源〜
  善行をした蘇民将来(そみんしょうらい)が素盞鳴尊(すさのおのみこと)から「もしも疫病が流行したら、茅の輪を腰につけると免れる」と言われ、その通りにしたところ、疫病から免れることができたという故事に基づきます。
  
  麻縄を肩越しに投げ、切麻を撒き、人形で体を撫で罪穢れを移します
  
  
大麻・塩湯にてお祓いした後、「茅の輪」をくぐります。まずは右から

 
   
  次は左へ  最後はまた右へ

 
  くぐり抜けた後は本殿前にて参拝します 神事後お神酒とお札を渡して終了です


■『仙台市指定保存樹木「イヌシデ」樹勢回復処置行われる』(6月22日・23日)  去る6月22日・23日と、仙台市の保存樹木に指定されており、樹齢400年にもなる「イヌシデ」の樹勢回復のための処置が行われました。
  この樹木の樹齢は200年位までとされており、八幡宮の「イヌシデ」のようにここまで生長しているのは珍しいそうです。
  この処置を行なったのは、(株)植耕の職人さんで高所作業車を使い、上の部分から枯れた枝を切り落とし、樹皮が乾かない様に養成し、丁寧に布を巻いておりました。
  これからは樹勢が回復し、来年には今年以上に枝が生い茂ることを祈るばかりです。

 
処置を施すまえの「イヌシデ」

枯れたところは切り落としていきます 切り落とした部分にキノコ?

上の部分から丁寧に巻いていきます  樹勢回復処置の終了です

■『春日神社鳥居設置工事』(6月9日)  去る6月9日(木)、春日神社にて鳥居の設置工事を行いました。 当大崎八幡宮の宮司が兼務する春日神社(八幡2丁目鎮座)には、裏手にひっそりとお稲荷さんが祀られております。今回そのお稲荷さんに社殿周辺整備工事の一環として、新しく"鳥居"を設置致しました。
  材料は当宮の北参道鳥居と同じく青森ヒバを使用しており、会津若松の(有)木匠の宮大工さんが工事を行いました。

八幡2丁目鎮座の春日神社社殿裏手にお祀りしているお稲荷さん

微調整をしながら設置していきます    完成です!!
■『「大崎八幡宮文化財の杜」育林事業開催』(6月7日)  去る6月7日(日)、「大崎八幡宮文化財の杜」にて約500名の皆様方のご協力により、育林事業のご奉仕を頂きました。
  この「文化財の杜」は、平成16年4月に1200名のボランティアの皆様方の手により、100年200年後の御社殿の修理に備えて、御用材となるヒノキ・カラマツ・ブナ・カツラ・ケヤキの苗木が植えられました。
  あれから丸5年、「大崎八幡宮文化財の杜」育林事業を行っており、今年で6回目を迎えました。 当日は、小雨が降ったり止んだりの曖昧な天気の中、県内外から集まった氏子崇敬者、ボーイスカウト、ボランティアの方々約400名のご参加を頂き、草刈、除草、枯れてしまった所への補植作業が行われました。
  集まった方の中には毎年ご参加いただいている方もおり、成長した木々をご覧になり、「去年より大分木が伸びたなぁ」という声も聞かれました。
  そして、草刈作業以外にも今回は新たな試みとして、ネズミ等の小動物の食外を防ぐために、音による威嚇を行い植林木を保護するようにと、参加した子供たちを対象に"ペットボトル風車"を作ってもらい、各箇所に設置していきました。また、ネズミ等の小動物を駆除するのではなく、森林環境の一部と捉え、植林木の被害が比較的少ないエリアに"小動物の生息エリア"を設け、フクロウ等を育てる巣箱も設置しました。
  各作業は順調に進み、お昼にはおにぎりとボーイスカウトの育成会会員による豚汁が振舞われ、予定時刻よりも早めに終了することが出来ました。 この事業は年に1回のみですが、毎年参加してくれる方は勿論、初めて参加いただいた方もこれからの楽しみの一つになっていただければ私たち職員も喜ばしい限りです。
  来年以降も皆様のご協力を宜しくお願い致します。

参加者を乗せたバスが到着「文化財の杜」植林地です

各班に分かれて作業開始です

補植作業 倒れないように紐で結びます

"小動物エリア"作り こんな参加者も!!
 (ハタケネズミちゃん)
フクロウの巣箱設置  

風車に色をつけてみました各箇所に差し込んでいきます  うまく回ってくれるかな?
 
ボーイスカウト育成会の皆様ですおにぎり・豚汁でホッと一息
■『東京都神社庁世田谷支部 正式参拝』(6月3日)  去る6月3日(水)、東京都神社庁の世田谷支部の方々が研修旅行で当宮を訪れました。 先ず、本殿にてお祓いを受けた後、宮司の案内にて社殿内部の彫刻や石の間の天井、本殿外部の説明を熱心に聞いておりました。
 
八幡宮についての説明の後、本殿内部の説明

  本殿外部の説明  最後は全員で記念撮影
■『水無月大祓の案内発送』(6月3日)  今年も早いもので半年が過ぎようとしております。人々は普段の暮らしの中で、知らず知らずのうちに罪、穢れなどに触れながら生活しております。
  そこで、そのような罪穢れを祓い清めるために、当宮では来る6月30日に「水無月大祓式」を執り行います。 この神事はどなたでもご参列いただけます。また、毎年ご郵送にてご参加いただいている方には、すでにご案内を発送致しましたので、今年も是非ご参加下さい。
  当日ご参列出来ない方は、本殿右脇のテント内に形代をご用意しておりますので、人形にお名前、年齢(数えになります)をお書きになり、ご自身の体を撫で、息を吹きかけて唐櫃にお入れ下さい。その人形はその方の身代わりとなり、罪穢れを祓い清めます。
  尚、初穂料を納めて頂いた方には、後日神札をお送り致します。 また、案内をご郵送でご希望の方は、社務所までお問い合わせ下さい。

 人形にはお名前と年齢、車形には車両番号をご記入下さい
ご記入後、唐櫃にお入れ下さい
■『皐月祭・大植木市開催』(5月22日〜25日)  境内のサツキ・ツツジの花が見頃をむかえるこの季節、当宮では5月22日(金)〜5月25日(月)の4日間、毎年恒例の"皐月祭・大植木市"が開催されました。
  今年も大小さまざまな草木、色とりどりの花々が境内に広がった大植木市を始め、初日には、仙台市が「杜の都」の名に相応しい緑豊かな都市となるよう祈りを捧げる緑化推進祈願祭が斎行されました。
  23日には、広場特設舞台において数又社中による津軽三味線、24日には、当宮職員による雅楽演奏会、フレンズドリームによる中南米民俗音楽の演奏、境内全体にて雀踊りの演舞があり、より一層賑やかにしてくれました。 また、24日には野点も開催され、参拝者はお茶を楽しみつつ綺麗な作法に見入っておりました。
  4日間とも天候に恵まれ、大植木市も大いに賑わい、八幡様もお喜びになったのではないでしょうか。
境内にはさまざまな花々が並びました

緑化推進祈願祭斎行巫女による"萬代の舞"

児童園児が描いた「国旗のある自由画」展

数又社中による津軽三味線   90歳過ぎのおばあちゃんも 山根社中による踊り
  唄ってくれました

職員による雅楽演奏     フレンズドリームによる中南米民俗音楽演奏

表参道や広場では祭連ごとの演舞披露

本殿前にて10団体の奉納競演舞

野点席   皆さんそれぞれにお茶を楽しんでいました
野点の奉仕をして頂いた佐藤宗節社中の皆さん

最後の締めは、宮城・福島植木組合によるチャリティーオークション
■『ご結婚、おめでとうございます』(4月〜5月のご本殿での結婚式) 大崎八幡の大神様の大前において、次の方々がご結婚されました。
4月 4日 大 橋 ・ 梅 津 ご両家


4月11日 堀 野 ・ 尾 田 ご両家

4月18日 松 浦 ・ 鈴 木 ご両家

4月19日 櫻 井 ・ 金 子 ご両家

5月 9日 バード ・ 佐々木 ご両家

5月16日 青 山 ・ 芳 賀 ご両家

5月17日 菊 地 ・ 宮 崎 ご両家

5月30日 齊 藤 ・ 宮 村 ご両家
 

八幡様のご加護のもと、お二人の末永いお幸せと、ご両家の益々のご繁栄を心よりご祈念申し上げます。 誠におめでとうございました。


■『境内にてリス発見!!』
 社務所の外に目を向けると、たまに"リス"を見かけることがあります。
  社務所前の木に立ち止まっていたり、小鳥たち用の水飲み場まで降りてきて水を飲んでいたりします。
  そこで、急いで写真を撮ろうとするとそれを察知したかのように、すぐに木の上に戻っていき、撮影は失敗続きでした。
  しかし先日、また社務所前の保存樹木であるイヌシデにいる所を宮司が発見し、撮影することが出来ました。
  リスは普段、小枝や葉を集め、枝の間に巣を作って生活しているそうです。そして木の実や木の葉、昆虫等を食べているようです。その中で、通称"エビフライ"と言われる物があるそうで、それはマツカサ(マツボックリ)の実をリスが食べるときに、りん片をはがして種子を食べるようですが、その残りのマツカサの芯の形がエビフライに似ていることから名付けられたそうです。
  皆さまも参拝に来られた際には、いつもよりもゆっくり境内を散策してみたら、この"エビフライ"を見つけることが出来るかも!?そしてもしかしたら、それを落としたリスに遭遇する事があるかもしれませんね。







■『役員総代による「子平町の藤を観る会」開催』  去る5月13日、恒例となっている役員総代有志による、当宮責任役員千田文彦氏宅にて保存育成されている「"藤の花"を観る会」が開催されました。
  昨年も同時期に開催されましたが、この"藤の花"は約400年余前に藩祖伊達政宗公が、豊臣秀吉の朝鮮出兵の折、従軍し当時の漢陽(現ソウル)よりその苗を持ち帰り、御用大工であった千田家のご先祖が賜ったものと伝えられております。
  当日は、生憎の雨でしたが役員総代方は、この雨にも負けないような見事な藤の花を観賞し、暫しのひと時を和やかに過ごしておりました。

見事な藤棚ですが、今年は例年よりも長さが短いそうです。
 入口そばにある説明板   
■『本殿周囲の透塀、土台の植栽部分に石張り工事を行いました』  本殿周囲の透塀は、去る平成18年の御鎮座四百年記念事業として設置されました。しかしこの際、地形上の問題もあり、土留めを兼ねたヨウ壁の上に青森桧の透塀を巡らせ、境内林と社殿とが明確となり、より一層ご社殿の重厚さを際立たせる事ができましたが、土台の植栽部分がコンクリート製でむき出しだったため、この石張り工事を行うことになり、去る5月15日に竣工致しました。
  石は宮城県内産の蔵王石で、厚さ20cm程の石を張り付け、一見自然石の石垣に見える様に施工致しました。
  この工事で、御鎮座四百年記念事業で残されていた事業が全て完遂する事ができました。
  石工事の施工業者は、当宮の出入職方でもある、仙台市の(株)岩崎石材工業で、二代目栄二さんにつきっきりで施工して頂きました。
  因みに初代(現社長)のお名前は岩崎岩雄さんで、いかにも頑固そうな"石屋"さんですが、実は心優しい方なのです。
石張りを行う前の土台部分石を一つずつ張っていきます
完成!!

■『境内末社脇の石段を改修しました』  八幡宮社殿前に建つ長床(割拝殿)の西側に末社(まっしゃ・すえのやしろ)、五社があります。
  それは太元社・鹿嶋社・諏訪社・北辰社・龍神社の五社ですが、この内「龍神社」前の坂道に階段を設置しました。
  今までは杉木の間を通る、道とも言えない通路でしたが、境内の整備により持ち集められた石(コンクリートブロック等)で職員手作りの階段を造りました。祭典奉仕時の巡拝や、一般の参拝者には好評を頂いております。
  豪華絢爛な御社殿に対して、木造の素朴なお社群ですが、八幡宮参拝の折にはこちらのお末社にもご参拝頂き、職員手作りの階段を踏み固めて頂ければと考えております。

職員手作りの階段完成! この階段も手作りです

■『刈田嶺神社雪かき奉仕』4月21日)
 去る4月21日(火)、八幡宮の恒例行事ともなっている蔵王山頂鎮座の刈田嶺神社へ雪かきの奉仕に行って参りました。
  当日は生憎の、ドシャ降り雨でしたが、山頂に近づくにつれて段々と晴れてきました。が、山頂は霧と強風で前が見えない状態でした。
  そんな中、私たちはツルハシで氷を砕き、スコップで、(半分雪氷ですが!)スノーダンプに移し山に投げるという作業を地道に繰り返しました。
  今年は例年よりも雪が少なく初めから社殿が見えている状態だったので、予定時刻よりも早く終了することが出来ました。
  その後は、毎年のことながら刈田嶺神社の金峯宮司さんのご厚意により、"峩々温泉"にて一休み。これは私たちの楽しみの一つでもあり、除雪作業の原動力でもあります。
  皆様も冬期間は閉鎖されていますが、このゴールデンウィークを前に開通しましたので是非、蔵王山頂の刈田嶺神社にお参りしてみてはいかがでしょうか。
 
 晴れていればこの下に"お釜"が見えるはず!?  例年だと屋根まで雪があるのですが・・・

  除雪作業開始!!

  社殿前も丁寧に 

  蔵王の秘湯"峩々温泉"   奉仕した巫女さん達です
■『カモシカ出現!!』(4月19日)  去る4月19日の朝、出社してきた仕女さんが「カモシカ」に遭遇しました。
 この仕女さんによると「最初は神社で飼っている犬だと思ったのですが、よくよく見たらカモシカだったので驚いて思わず写真を撮ってしまいました!」とのことで、以前にも境内で発見し、近くにいた神職さんが写真に収めホームページで紹介したことがありますが、今回も同じカモシカだったのでしょうか。
  カモシカは日本の特別天然記念物に指定されている貴重な動物でありますが、とても好奇心旺盛な動物のようです。
  そんな好奇心旺盛なカモシカだったからこそ、春の陽気に誘われて山から下りてきて、境内を散策していたのかもしれませんね。
 

■『フランスよりの参拝者 』(4月2日)
 去る4月2日、国際ロータリー第2520地区にて受け入れた"GSE"のメンバー6名が見学に来社されました。 "GSE"とはロータリー財団の研究グループ交換(Group Study Exchange)の略で、このプログラムにより事業と専門職務経験の浅い若い人々に、文化と職業上またとない国際交流の場を提供し、世界各地の多様な文化についての国際理解を深めるとする活動を行っているプログラムのことです。
  今回参拝されたチームは、フランス リヨン地区の国際ロータリー第1710地区の方々で、大学教授の米山悦夫氏(30年程フランスで暮らしている方)がチームリーダーとなり、商工会議所のアジア担当者、電気設備検査技師、技術プログラム責任者、技術改善担当者、ゲーテ図書館長の6名です。
  余談ですが、今回当日の通訳として同行したフローランスさんは一昨年、『ミシュランガイド』の調査員を八幡様に案内しに来たことをお聞きしました。因みに彼女の説明が良かったのか大崎八幡宮は☆☆(二つ星)をつけられました。
  当日は快晴の中、メンバーの方々は宮司の説明を通訳さんを通しながら熱心に聞き入っていました。
  社殿の彫刻や色鮮やかな装飾を見学し、他の国では体感出来ない日本独自の文化に触れていただけたのではないでしょうか。
 
始めに八幡宮について説明 長床の屋根の柿葺について

  社殿内部について  社殿の彫刻について
最後は巫女さんと一緒に
■『八幡宮の職員辞令 』(4月1日)  年が明けて早いもので4ヶ月が経過しようとしています。
  4月に入りようやく暖かい日が続くようになり、境内の桜の枝につぼみが目立つようになりました。
  そんな中、昨年4月に奉職した谷津田出仕に一年間の研修期間が終わり、神社本庁より「大崎八幡宮権禰宜」としての辞令が交付されました。これにより目出度く青白色の袴をはけるようになり、神職として一人前と認められたことでこれからも益々ご奉仕に励んでいただける事でしょう。
  また、今年も新入職員が1名入社致しました。これから出仕として奉仕する菅原望さん(岩手県胆沢郡金ケ崎町出身)は、昨年3月に國學院大學神道文化学科を卒業し、一年間東京の神社にお努めした後、この度縁あって大崎八幡宮に奉職することになりました。他の神社で学んだ事も生かし頑張ってもらいたいと思います。
  そして、今回新たに1名を迎えましたが、逆に2名の職員が巣立ちました。この2名は共に平成18年より3年間奉仕された同期で、1名は月館良治さんです。この4月より実家のある北海道に帰る事となり、苫小牧市に鎮座する樽前山神社へ権禰宜としてご奉仕されることになりました。
  もう1名は佐藤志保さんで実家にて花嫁修業に入ることになり、両名とも3月31日をもって退職致しました。 どちらもこれからの活躍を大いに期待しております。

谷津田智之権禰宜  新入職員 菅原望出仕

各課の上司より花束贈呈される月館権禰宜・佐藤志保仕女
■『ご結婚、おめでとうございます。 』(3月のご本殿での結婚式)  大崎八幡の大神様の大前において、次の方々がご結婚されました。
3月7日 山ア・高橋 御両家
3月14日 桂・佐藤 御両家
3月21日 板坂・橋本 御両家
八幡様のご加護のもと、お二人の末永いお幸せと、ご両家の益々のご繁栄を心よりご祈念申し上げます。誠におめでとうございました。
■『篳篥の舌(リード)作り稽古行われる (於:東京・千日谷会堂) 』 (2月19日)  既報の通り、当宮では職員全員が、雅楽器(笙・篳篥・龍笛)のいずれかを持菅として、日々習得に励んでおります。
  月に一回程度、東京より先生をお招きして稽古を頂いておりますが、今回の篳篥の稽古は、特殊な道具を要するため、日帰りで東京に行って参りました。

篳篥     舌(リード)を装着して、吹く。
  篳篥は、全体の主旋律の役割を担う楽器で、楽器本体に、葦(よし)で出来たリード(舌)を装着させて、初めて吹くことが出来ます。普段この舌は、既製のものを買い使用していましたが、今回の稽古は、作り方を教えて頂きました。 簡単に作り方を説明しますと・・・・・。
葦を4・5年、乾燥し燻したものを使う。

葦を約6センチに切る

葦の吹く側を3/5程度削る。  小刀を初めて持つ手には力が入ります。。。

加える方をはさみ、回す様に熱を与えつぶす

熱する作業は、形作りの上で重要なポイント。

最後の調整にかかる、八百谷啓人先生。

先生のやり方を見様見真似で削る。手に一層の力が入ります。

1日掛かりようやく完成!!「なかなかの出来具合だ」と喜びを見せる宮崎権禰宜
  以上簡単な説明ではありましたが、この舌を作るには素人の私たちには到底難しく、満足のいく舌を作るまでに相当な苦労がいるようです。
  何とかこの作り方を習得し、更なる篳篥のレベルアップに繋げて参りたいと思います。
■『節分祭執り行われる』 (2月3日)  節分祭とは、厄を祓い新春を迎える神事です。
  節分とは、立春・立夏・立秋・立冬の四季の変わり目を指す事で、年に4回来ることを皆さんはご存知でしたでしょうか。その中でも立春は、24節による旧年から新年への変わり目であることから重要視されるようになり、単に「節分」と言えば、この日を指すようになりました。
  この「節分」は、元々宮中で行われた大祓の日の夜に災厄の元凶となる鬼を祓うための儀式からの由来で、「追儺(ついな)」また「鬼儺(おにやらい)」と呼ばれておりました。 その起源は中国にあり、漢の時代になると装束を着けた官職が、桃の木で造った弓にいばらの矢を用いて東西に3回ずつ討ち、鬼を祓うという儀式が加わりました。当宮の「鳴弦式(めいげんしき)」は、これを模したものです。
  その後室町時代になると、宮中から次第に民衆に広まり、米と共に重要な穀物とされてきた「大豆を撒く」という儀式が加わり、その豆が鬼を祓うという信仰につながっていきました。また、豆を歳の数だけ食べると一年間無病息災であるという意識が浸透し、厄年のお祓いと新春を迎える神事として定着し、現在に至ります。
  当宮でも立春前日の2月3日、節分祭が執り行われました。約70名の裃を身にまとった参列者が、本殿にて神事参列の後、社殿前・馬場特設舞台にて福物を撒き、ご参拝の皆様にお福分けを致しました。
  当日は、天候にも恵まれ、たくさんの参拝者で境内を賑わかせました。子供たちは、顔をほころばせながら福物を取ろうと一生懸命に手を伸ばしていました。 先日の残雪により、足元が悪いなかではありましたが、たくさんのご参拝を頂き誠に有難うございました。
小さい赤鬼・大きい青鬼
宮司以下祭員、参列者、お清めのお祓い
 
「鳴弦の儀」弦を鳴らし、鬼を追い払います

御神楽「萬代(よろずよ)の舞」

「振り鈴の儀」息長鈴と呼ばれる鈴を用いて、皆様の1年間のご多幸をお祈り致します。

宮司、参列者、玉串を奉りて拝礼

 
拝殿前にて「福は内、鬼は外、天打ち、地打ち、四方打ち、鬼の目ん玉ぶっつぶせー!」


境内特設舞台にて、撒豆式

福物のご協賛頂いた皆様です。
■『東北楽天ゴールデンイーグルス必勝祈願祭』 (1月30日)  プロ野球パ・リーグ東北楽天ゴールデンイーグルスの野村克也監督はじめ選手スタッフ一同の約100名が去る1月30日、当宮において必勝祈願祭をし、初のクライマックスシリーズ出場に向けた決意を新たにしました。
  必勝を祈願する祝詞が奏上された後、島田亨オーナー兼社長、野村克也監督、岩隈久志選手会長ら5人が玉串を奉り拝礼。また祭典後には、野村監督はじめコーチ・選手の全員が「必勝」を掲げた大絵馬(縦1メートル・横2メートル)に揮毫をし、今シーズンの意気込みを絵馬に込めました。
  神事終了後、野村監督は報道陣に対し「最後の花道が出来るようにと神様にお願いした。今季は今まで以上の気持ちをもって戦う」と意気込みを語りました。
  必勝の神様である「大崎八幡さま」のご加護の元、東北楽天ゴールデンイーグルスのクライマックスシリーズ出場、更には日本シリーズ優勝を心よりご祈念申し上げます。


当宮正面一ノ鳥居より、約100段の大石段を駆け上がり、本殿を目指す選手一同

楽天イーグルス一同、お清めのお祓い

島田亨オーナー兼社長、野村克也監督、岩隈久志選手会長等、玉串拝礼


監督はじめ選手一同、必勝を祈念し絵馬に揮毫

報道陣に笑顔で答える野村監督決意を新たにする岩隈選手会長

東北楽天ゴールデンイーグルス、必勝!!
■『みんなで守ろう八幡宮』 (1月26日)  本年で55回目を迎えた「文化財防火デー」は、毎年1月26日に消防訓練が行われます。 「文化財防火デー」は昭和24年(1949)1月26日のこの日、法隆寺(奈良県)の火災で金堂が焼損したのがきっかけに、1月・2月が1年のうちで最も火災が発生しやすい時期であることから、1955年に制定されました。 当宮においても毎年この日に、八幡さまの万が一の時に備え、青葉消防署をはじめ当宮近隣の氏子の方々にお手伝いを頂き、消防訓練を実施しています。
  今回の訓練では、境内末社・龍神社南から火災が発生したとの想定のもと行われました。火災発見から通報、参拝者の誘導、御社殿の防火に至るまで、実際さながらの訓練をしました。 大寒は過ぎたものの、寒さはまだまだ続くこの時期にお手伝い頂きました青葉消防署をはじめ近隣の氏子の方々、誠に有難うございました。
  この「文化財防火デー」を通して、当宮職員はもちろんの事、近隣の氏子の皆様をはじめ、多くの方々に貴重な文化財である「大崎八幡宮」を火災や災害から守っていくことの大切さを改めて考えさせられました。
  「備えあれば憂いなし」とは、よく言ったものですが、八幡さまにはあってはならない万が一の時に備え、当宮職員一同、日々八幡宮の護持に努めて参りますので、どうか皆様のお力添えをよろしくお願い致します。

火災発生後、すぐさま参拝者を誘導する。 神職・仕女、御(御神体)を御搬出。

消防車が駆けつけ、火災現場の消火。

神職は、白衣・袴のまま消防服を着装し、社殿まわりの放水銃にて放水社殿への延焼を防ぎます。

御社殿への延焼を防ぐ為、放水銃を放つ。
「虹」がかかりました。

■『ベガルタ仙台必勝祈願祭』 (1月25日)  サッカーJリーグ2部(J2)ベガルタ仙台の手倉森誠監督をはじめ選手、スタッフ一同の約60名が去る1月25日、当宮において必勝祈願を受けられました。
  当日は、朝の冷え込みで凍った100段の大石段を一気上がり、緊張した面持ちで昇殿。白幡洋一代表取締役社長・手倉森誠監督が代表して玉串を捧げ必勝祈願、また選手、コーチ陣らが縦1メートル、横2メートルほどの大絵馬に必勝を祈念し揮毫、今季のJ1復帰・J2優勝への誓いを新たにしました。
  参拝を終え、手倉森監督は「昨季の悔しさを味わった主力が全員残ってくれた。6人の新戦力と融合させ、躍動感ある試合を見せたい」と、報道陣へ意気込みを語っていました。

べガルダ仙台一同、お清めのお祓い。  白幡洋一代表取締役社長・手倉森誠監督が代表して、玉串拝礼。
手倉森監督・梁勇基キャプテン、鈴を鳴らし参拝

監督、コーチ、選手のサイン入り大絵馬。ベガルタ仙台必勝!!
 
 

■『松焚祭(通称:どんと祭)執り行われる』 (1月14日)  当宮の松焚祭は300年の歴史があり、「どんと祭」として親しまれる全国でも最大級の正月送りの行事です。
  日没より神事が執り行われ、点火されます。ここで用いられる火は、1月1日「歳旦祭・松焚祭採火式」にて火打石によりきり出された火で、神事斎行まで灯され続けたもので「忌火(いみび)」とも呼ばれます。
  炊き上げられた炎は「御神火」と言い、この火にあたると一年間無病息災であると言われており、その「御神火」は天まで届くと言われております。
  また、市街を練り歩いた裸参りが「御神火」を目指して参拝するさまは、杜の都・仙台の冬の風物詩として全国に知られています。

三の鳥居前に飾られた「大門松」が建てられ、そこに松飾・古神札が納められる。

宮司により祝詞にて、無事に神様が帰られることをお祈り申し上げる。
大麻・切麻にて、斎場を清める。

間もなく「御神火」は灯され、勢いよく燃え広がる。

この「御神火」を目指して参拝する裸参りは、まさに杜の都・仙台の風物詩といえよう。


■『プロ野球・楽天イーグルス球団社長島田亨殿、必勝祈願』 (1月6日)  クライマックスシリーズ(CS)進出をめざすプロ野球・楽天の島田亨オーナー(社長)ら球団幹部が6日、必勝を祈願をうけられました。
  島田オーナーは、「今年は勝負」と鈴を鳴らし手を合わせ、絵馬に「CS進出」と大きく揮毫。
  おみくじは「吉」ではありましたが、争い事は「負けておくが利あり」。島田オーナーは「リーグ戦は1位ではなく、ほどよく負けて最後に勝てばいいということ。チームにぴったり」と強気に報道陣に対し語りました。
  必勝祈願の神様である「八幡さま」のご加護のもと、本年の楽天イーグルスのCS進出・必勝をご祈念いたします。

玉串に祈念をこめる島田球団社長。報道陣に囲まれながら、おみくじを受ける。 

「吉」。争い事は「負けておくのが利あり」とコメント。 「CS進出」と絵馬に揮毫し、今年の意気込みを語る。

■『東京ヤクルトスワローズ 佐藤由規投手 必勝祈願』 (1月4日)  昨年、高校生ドラフト一巡目で入団した佐藤由規投手(仙台育英高卒)が4日、家族揃って初詣にいらした。
 ご祈祷終了後、祈願絵馬に「躍動」の文字を掲げ、今年の目標を八幡さまに誓いました。
  本年の益々のご活躍を心よりご祈念申し上げます。
八幡さまに祈りを込め、祈念する。
当宮の竹みくじを引く佐藤由規投手。見事「大吉」でした。

絵馬に今年の願い・目標を込めて揮毫。「躍動」の文字を掲げる。

■『歳旦祭・松焚祭採火式、執り行われる』 (平成21年1月1日)  当宮は、年間で数多くの祭典を執り行いますが、その1年の始めの祭典となるのが、この「歳旦祭」です。
  「歳旦祭」は、新年を迎えた事をお祝いし、皇室の弥栄と我が国の永遠の繁栄を祈念する祭典です。
  また「松焚祭採火式」で灯された火は、1月14日に行われる松焚祭(どんとさい)のご神火となるもので、この火は特別に「忌火」とも呼ばれています。「忌火」とは、穢れのない火と言う意味です。「松焚祭採火式」で灯された火は、松焚祭当日まで灯され続けます。

松焚祭採火式で使用される"火打ち石"と"火打ち金"。
火花を飛ばし、火口(誘火綿)で受け、火種を作ります。

火種は"つけ木"にてロウソクへ移させる  この火は松焚祭(どんと祭)まで
灯され続けます。


 遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。
 平成21年己丑歳を迎えました。皆様におかれましては、期待に夢膨らむ新春をお迎えの事だと思います。
 さて、この「八幡さま日記」を開設して4年目を迎えました。今年は昨年にも増して、八幡さまの出来事を更に身近に感じていただけるよう、配信してまいりたいと思います。
  平成21年の年頭に当たり、大崎八幡の大神様のご加護のもと、皆様の今年1年のご健勝・ご多幸を心よりご祈念申し上げます。
このページの先頭へ